学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
工学部
時間割コード
Registration Code
0816340
科目区分【日本語】
Course Category
専門科目
科目区分【英語】
Course Category
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
高分子合成化学
科目名 【英語】
Course Title
Synthetic Polymer Chemistry
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
上垣外 正己 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAMIGAITO Masami ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻【日本語】
Department / Program
化学生命工学科
学科・専攻【英語】
Department / Program
Department of Chemistry and Biotechnology
必修・選択【日本語】
Required / Selected
選択
必修・選択【英語】
Required / Selected
Elective


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 さまざまな高分子がいろいろな反応により合成され、各種製品を支える材料として幅広く利用され、現代社会に大きく貢献している。このような高分子を合成するために必要な学問である高分子合成化学は、有機化学、物理化学などを基盤にすると共に、高分子物理化学、材料科学、物質科学、生命科学にも関連する学問である。本講義では、汎用高分子を合成するための反応の基礎を理解し、生成する高分子の構造や性質との関係を学ぶことで応用力を身につけ、新しい高分子材料を創造する力を養うことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to learn basics of polymer synthesis. The course begins with basic concepts of polymer, proceeds next to step-growth polymerization, and moves then to chain-growth polymerization and polymer reaction.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
 本講義を修得することで、下記のことができるようになることを目標とする。
1.高分子を合成するためのさまざまな反応をその機構に基づき分類し、それぞれの反応の特徴と違いを理解する。
2.生成する高分子の構造と種類を理解するとともに、高分子の合成反応から、その構造、性質、機能に至るまでの一連の関係を学ぶ。
3.以上より、高分子合成化学の基礎とともに、高分子の構造、物性との関連、工業製品への応用を学ぶことで、高分子合成に関して応用展開可能な基礎力を身につける。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Upon taking this course, you aim to learn basics of polymer synthesis, such as what polymers are, how to make polymers by step- and chain-growth polymerizations, how to synthesized well-defined polymers, how to functionalize polymers by polymer reaction. You will get basic knowledge on polymer synthesis first and then abilities to apply the basic knowledge to creating new polymer materials.
バックグラウンドとなる科目【日本語】
Prerequisite Subjects
高分子基礎化学、化学基礎I, II, 有機化学1, 2, 3, 4及び演習, 反応速度論及び演習
バックグラウンドとなる科目【英語】
Prerequisite Subjects
授業の内容【日本語】
Course Content
1. 高分子の概要と合成反応との関連
1.1 高分子の定義と分類
1.2 高分子合成反応の特徴
1.3 高分子の多分子性
2. 逐次重合
2.1 逐次重合と生成する高分子の特徴
2.2 重縮合
2.3 重付加
2.4 付加縮合
3. 連鎖重合
3.1 連鎖重合と生成する高分子の特徴
2.2 ラジカル重合
2.3 アニオン重合
2.4 カチオン重合
2.5 配位重合
2.6 開環重合
2.7 共重合
2.8 リビング重合
2.9 立体特異性重合
4. 高分子反応
4.1 特殊構造高分子の合成
4.2 高分子の主鎖・側鎖への反応
授業の内容【英語】
Course Content
成績評価の方法と基準【日本語】
Course Evaluation Method and Criteria
達成目標に対しての修得度を講義出席者に対するレポート、期末試験にて評価する。高分子の概要と合成反応との関連、逐次重合、連鎖重合、高分子反応の基礎について理解できていれば合格とし、より発展した内容を理解し、応用できればそれに応じて成績に反映させる。
成績評価の方法と基準【英語】
Course Evaluation Method and Criteria
履修条件・注意事項【日本語】
Course Prerequisites / Notes
履修条件は要しない。
履修条件・注意事項【英語】
Course Prerequisites / Notes
教科書【日本語】
Textbook
村橋俊介、小高忠男、蒲池幹治、則末尚志 編「高分子化学 第5版」(共立出版)
教科書【英語】
Textbook
参考書【日本語】
Reference Book
東信行、松本章一、西野孝 著「高分子科学 合成から物性まで」(講談社)
高分子学会 編「基礎高分子科学第2版」(東京化学同人)
遠藤剛 編「高分子の合成(上)(下)」(講談社)
参考書【英語】
Reference Book
授業時間外学習の指示【日本語】
Self-directed Learning Outside Course Hours
講義の受講に先立ち、教科書の指定箇所を読んでおくこと。講義出席者にレポートなどの課題を課すので、それを解いて提出すること。
授業時間外学習の指示【英語】
Self-directed Learning Outside Course Hours
使用言語【英語】
Language used
使用言語【日本語】
Language used
授業開講形態等【日本語】
Lecture format, etc.
授業は対面で行う。
授業開講形態等【英語】
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置【日本語】
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置【英語】
Additional measures for remote class (on-demand class)