授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 教科書「キャンベル生物学 原書11版」の第6章,7章,11章,12章を中心として,細胞学の基礎,細胞膜の構造と機能,細胞内膜系,タンパク質分解装置 (以上,白武担当),ミトコンドリア,プラスチド,ペルオキシソーム,細胞骨格,細胞外成分,細胞間連絡・結合(以上,谷口担当),タンパク質の品質管理と輸送,細胞周期,細胞内の情報伝達(以上,一柳担当),概日時計の分子メカニズム、創薬への細胞生物学の応用(以上、金担当)について講述する. |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course deals with basics of cell biology, including structure and function of cell membrane, intracellular membrane system, mitochondria, plastid, peroxisome, cytoskeleton, quality control and transport of proteins, cell cycle, molecular mechanisms of circadian clock, and drug development. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 細胞学に関する基礎知識の習得を目的とする. 細胞の構造・機能を分子生物学的観点から学習し,生物の基本単位である細胞がもつ精巧なしくみを分子のレベルで理解する.また,これらのしくみを解明するために用いられる解析手法や細胞機能と生体機能との関連についても学習する. |
|
|
到達目標【英語】 Objectives of the Course | | To acquire basic knowledge of cell biology. It includes understanding the structure and function of the cell at a molecular level and their involvement in various functions of an organism, as well as learning basic and advanced methods to analyze the intracellular structure and cell function. |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画
01. 細胞学の基礎
02. 細胞膜の構造と機能(膜脂質,膜タンパク質)
03. 細胞内膜系(小胞体,ゴルジ体,輸送小胞,リソソーム,液胞)
04. タンパク質分解装置(オートファゴソーム,プロテアソーム)
05. ミトコンドリア,プラスチド,ペルオキシソーム
06. 細胞骨格
07. 細胞外成分,細胞間連絡・結合
08. タンパク質の品質管理と輸送
09. 細胞周期の制御
10 細胞内の情報伝達の分子機構
11. アポトーシス,発癌の分子機構
12. 概日時計の分子メカニズム
13. 創薬への細胞生物学の応用
なお、他科目との関係上、キャンベル生物学を教科書としているものの、講義内容はもっと詳しいので、参考書のどちらかを入手して学修することを推奨する。 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 生物学基礎 I ,生物学基礎Ⅱ,生物化学1,生物化学2,遺伝学,植物生理学1,動物生理学1,動物生理学2, 細胞工学 |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・細胞学の基礎について,講義で得た知識を用いて論述できることを合格基準とする
・中間試験(40%),期末試験(40%),授業への取り組みや小テスト等(20%)
・履修取り下げ制度を採用する ・定期試験を受験しない者はW(欠席)とする |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | NA キャンベル,JB リース 著,小林興 監訳「キャンベル生物学 原書11版」(丸善)
また、各講義でレジメを配布する。 |
|
|
参考書 Reference Book | | B Alberts他 著,中村桂子他 監訳「エッセンシャル細胞生物学 第5版」(南江堂)
B Alberts他 著,中村桂子他 監訳「細胞の分子生物学 第6版」(ニュートンプレス) |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義内容について受講後に復習しておくこと。また、適宜、TACTで小テストを課すことがある。 |
|
|
使用言語 Language Used in the Course | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 対面講義ができない場合、TACTから講義映像のオンデマンド配信あるいはTeamsやZoomを利用したオンライン講義を行う。 |
|
|