授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 昆虫類の持つ諸特性について,分子から個体まで様々なレベルでの知識を修得する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help attendees to gain a wide range of knowledge regarding interesting characteristics of insects on the levels of molecules, cells/tissues as well as individuals. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 昆虫類は全動物種の70%以上を占めるとされるほど種類数が多く,我々人間の活動領域を含め,陸上のあらゆる環境に多様な適応戦略をもって入り込んでいる。本講義では,昆虫類に今日の繁栄をもたらした様々な特性について学び,人間活動に深い関わりを持つ昆虫類についての理解を深める。 |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画
01.昆虫の多様性と分類:昆虫の代表的な分類群
02.昆虫の擬態:ミュラー型擬態とベイツ型擬態
03.昆虫の外部形態と機能:皮膚の構造,翅の構造と飛翔
04.昆虫の内部形態と機能:消化器系,排泄器系,呼吸器系,神経系,内分泌系,循環器系
05.昆虫に特徴的な代謝系:血液組成,血糖と糖代謝,脂質の輸送と代謝
06.昆虫の食餌と解毒代謝:食餌のパターン,解毒代謝と殺虫剤抵抗性
07.昆虫の内分泌学1:内分泌とは,さまざまな昆虫ホルモン
08.昆虫の内分泌学2:脱皮・変態,生殖,季節適応
09.昆虫の視覚と嗅覚:昆虫が知覚する世界と環境情報を感知するセンサー類
10.昆虫の神経系:神経伝達のしくみ,記憶と学習,ミツバチの行動
11.昆虫の免疫系1:上皮バリア,自然免疫と適応免疫,昆虫病原微生物
12.昆虫の免疫系2:非自己の認識と免疫シグナルの伝達経路
13.昆虫の人間活動との関わり
14.昆虫の初期発生と遺伝子
15.オフィスアワー
項目の順に変更がある場合にはその都度周知する。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・昆虫の持つ興味深い特性とその背景となるメカニズムについて説明できることを合格の基準とする。
・定期試験(70%),小テスト等(30%)にて評価する。
・履修取り下げ制度を採用する。
・定期試験を受験しない者は欠席とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 昆虫生理生態学(朝倉書店),応用昆虫学(朝倉書店),最新応用昆虫学(朝倉書店),分子昆虫学(共立出版),最新昆虫病理学(講談社) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義プリントとTACTでの小テストの解答例を利用して,毎回の講義内容の復習・まとめをすること。 |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 遠隔授業に変更する場合は,受講方法についてTACT等を通して連絡する。 |
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