学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0901020
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
生物材料機能学(2016年度以前入学)
科目名 【英語】
Course Title
Biological Material Function
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
山本 浩之 ○ 土川 覚 稲垣 哲也
担当教員 【英語】
Instructor
YAMAMOTO Hiroyuki ○ TSUCHIKAWA Satoru INAGAKI Tetsuya
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 2時限
Spring Fri 2
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義では、1)材料科学的な視点で捉えた木質材料の特性、2)細胞壁構造体としての木質材料の物理的性質および力学特性、3)木質材料と水分の関係、4)建築素材としての木質バイオマスの利活用について解説する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this lecture, following topis are explained. 1) Properties of wooden materials from the viewpoint of material science, 2) Physical and mechanical properties of wooden materials as cellular structures, 3) Relationship between wood and moisture, 4) Building materials.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
代表的な生物材料である木質バイオマスの社会的な存在意義は、近年大きく変化した。地球気候変動、資源・エネルギー問題等の観点から再生可能な資源としての木質バイオマスの重要性が再認識されている。本講義では、木質バイオマスの構造材料としての機能・物性・利活用に関する基礎知識を身に着ける。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業計画


第1回 木材・木質材料の物理的性質(比重・密度含む)
第2回 木質材料中の水分
第3回 木材への水分吸着現象
第4回 膨潤・収縮現象
第5回 木材の乾燥
第6回 木材の力学特性(弾性1)
第7回 木材の力学特性(弾性2)
第8回 木材の力学特性(粘弾性1)
第9回 木材の力学特性(粘弾性2)
第10回 木材の力学的性質(成長応力)
第11回 木材の加工利用1 製材方法および製材機械
第12回 木材の加工利用2 エンジニアリングウッドの製造方法(合板、集成材)
第13回 木材の加工利用3 エンジニアリングウッドの製造方法(パーティクルボード,繊維板)
第14回 木材の加工利用4 これからのエンジニアリングウッド,リサイクルプロセスの現状と問題点
定期試験 期末試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
バイオマス科学1,バイオマス科学2,バイオマス変換化学,
生命系物理工学,木質環境学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・木質バイオマスの構造材料としての機能・物性・利活用に関する基礎事項を身に着けたことを合格の基準とする。
・中間および期末テスト(80%),小テスト等(20%)
・履修取り下げ制度を採用する。・定期試験を受験しない者はW(欠席)とする。
教科書・テキスト
Textbook
木材学・基礎編、同応用編(日本木材学会編、海青社)、適宜プリント、電子ファイルをを配布。
参考書
Reference Book
木質の物理(則元 京編 文永堂)、木質の形成(福島他編、海青社)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義に基づいて復習すること。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面形式を標準とするが、状況によってはTACTを通じてオンデマンド形式で行う。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
オンデマンド形式で行う場合の講義、小テスト、課題提示はNUCTを通じて行う。また小テストの解答、課題提出もTACTを通じて行う。