授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 木質環境とは,人の生理的心理的機能によく適合し,安心・快適かつ構造的に安全な都市・住空間の創成を目指した環境デザインにその本質がある。このような木質環境を支える木材・木質系の材料は,その生産,利用,再利用,廃棄のライフサイクルにおいて省エネルギー的な環境調和型材料(エコマテリアル)と捉えることができることを学ぶ。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this corse is to help students acquire an understanding of ecolosical design by wood utilization. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 木材資源は洗練された木造建築や工芸品などを生み出し,古くから木の文化として継承されてきた。この講義では,木材利用の環境効果を学び,マテリアル利用の方策と現在の最先端の利用状況を学ぶ。そのうえで,改めて森林資源としての木材のあり方を問い直すとともに,都市に木材を投入することで森林と都市を再生させるための考え方を修得し,技術の可能性と技術だけでは解決できないしくみにも目を向ける。 |
|
|
到達目標【英語】 Objectives of the Course | | Wood resources have been used to produce sophisticated wooden architecture and crafts, and have been inherited as part of the wood culture since ancient times. In this lecture, students will learn about the environmental effects of wood use, and learn about the measures for material use and the current state of state-of-the-art use. And then, students will learn how to rethink the use of wood as a forest resource and how to regenerate forests and cities through the use of wood in urban areas. They will also learn about the possibilities of technology and how technology alone cannot solve problems. |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この講義では以下のテーマを予定している。
01.ガイダンスおよび日本の森林資源
02.木材利用の環境効果
03.木材の力学性能
04.木材のマテリアル利用における工学的信頼性
05.木材の力学性能に関する非破壊検査の理論と技術
06.木質材料の種類と設計(1)軸材料
07.木質材料の種類と設計(2)面材料
08.木材・木質材料の温熱特性
09.都市の木質化 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 住宅科学,生物材料力学,バイオマス科学2,応用数学,生命系物理工学,物理学基礎Ⅰ |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 【授業の到達目標】が達成されることを合格の基準とする。
・複数回のレポートによる。そのほか、講義への取り組みを考慮する。
・履修取り下げ制度を採用する。
・レポートを提出しない者は「欠席」とする。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | Woodcity研究会編著「Woodcity 都市の木造木質化でつくる持続可能な社会」(海青社) |
|
|
参考書 Reference Book | | 日本木材学会編「ティンバーメカニクス」海青社
木質構造研究会「新・木質構造建築読本―ティンバーエンジニアリングの実践と展開」 |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
|
使用言語 Language Used in the Course | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 原則対面講義とする.場合に応じて,オンデマンド講義・オンライン講義を併用する. |
|
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
|