学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0903017
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
高分子化学(2016年度以前入学)
科目名 【英語】
Course Title
Polymer Chemistry
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
青井 啓悟 ○ 野村 信嘉
担当教員 【英語】
Instructor
AOI Keigo ○ NOMURA Nobuyoshi
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
Spring Wed 1
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
高分子は,生命現象の本質をつかさどる生体高分子として,あるいは衣食住にかかわるきわめて多くの素材として,多彩な機能を発揮しています。また,自然界で生産される生物資源の多くも天然高分子です。本講義では,高分子の構造と化学の基礎を学びます。なお,高分子の化学合成についての系統的な解説は,秋学期の高分子設計学の中で行われますので,継続的に履修することが望まれます。 担当:前半01~07 青井,後半08~14 野村
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course provides chemical structures, stereochemistry, fine structures, higher order structures, solution properties, solid structures of natural polymers and artificial polymeric materials, dealing with their isolation procedures, structural analyses, reactions and applications. Aoi in the first half (01-07), and Nomura in the latter half (08-14).
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
高分子化学は,高分子の構造,合成,性質,機能などに関する基礎学で,生命科学を理解するうえで,あるいは生命科学の今後の発展に寄与するために欠かすことができません。本講義では,高分子化合物の化学構造,立体化学,微細構造,高次構造,溶液物性,固体構造と性質についての基礎を習得することを目的とします。天然高分子の単離,構造,反応,応用についてもあわせて学びます。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
高分子の構造,性質,機能に関して,以下の内容からなります。

授業計画
01. 三大生体高分子(核酸,タンパク質,多糖)について/バイオマス,天然高分子について/生命科学と高分子
02. 生体高分子の分子量と分子量分布
03. 高分子の一次構造と高次構造
04. 核酸,タンパク質の超構造
05. 高分子の立体化学/高分子の分岐構造
06. 共重合体/高分子の溶液中での構造と解析法
07. 高分子の熱的性質と力学特性
08. 高分子の熱分解とリサイクル
09. 生分解性高分子
10. 環境調和型高分子
11. 高分子の網目構造と機能
12. 複数の構成成分からなる高分子
13. 耐熱性高分子
14. 高分子の機能化
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
有機化学1,有機化学2,有機化学3,生命分子化学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・試験(80%),レポート提出および授業への取り組み(20%)。
・履修取り下げ制度を採用する。
・定期試験を受験しない者はW(欠席)とする。
・到達目標を達成することを合格の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
使用しない。必要に応じて講義資料を配付する。
参考書
Reference Book
高分子学会編「基礎高分子科学」(東京化学同人)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
十分な復習とともに,課題レポートに取り組むこと。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)