学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0922004
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
植物育種学
科目名 【英語】
Course Title
Plant Breeding
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
中園 幹生 ○ 永井 啓祐 佐塚 隆志 髙橋 宏和
担当教員 【英語】
Instructor
NAKAZONO Mikio ○ NAGAI Keisuke SAZUKA Takashi TAKAHASHI Hirokazu
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 月曜日 3時限
春1期 水曜日 2時限
Spring1 Mon 3
Spring1 Wed 2
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
「人類と農耕,農耕の開始とともに行われた育種,作物の進化」、「育種と育種学,育種目標,育種の組立」、「新しい技術を組み込んだ育種・育種学の構築」に焦点を当て、植物育種学の基礎について理解を深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with foundation for an understanding of plant breeding such as (1) relationship of human and farming, crop domestication and evolution, (2) goal, strategy and method for plant breeding, and (3) new technology of plant breeding.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
作物の育種について,作物の成立から,品種が生み出されるまでの過程を明らかにし,これからの育種における目標と目標達成のための手順について理解する。また,分子生物学的な手法を用いた育種の組立について,今後の展望を学ぶ。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
We learn the process of crop breeding, from the crop domestication to the breeding of new varieties, and procedures for achieving the goals in future breeding. In addition, we learn several methods and technologies of crop breeding.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業計画
01. 育種(学)のこれまで:農耕の起源・生殖・遺伝・遺伝子組み換え・育種事業
02.栽培植物の進化:自然選択・栽培化に伴う生物学的変化・栽培植物の起源
03. 栽培作物の進化(例):パンコムギ・イネ・トウモロコシ・ジャガイモ・サツマイモなど
04. 育種材料としての遺伝資源の保護・探索・導入
05. 育種と育種学:学問分野としての育種学が育種事業の中で果たすべき役割や育種学の目標を解説するとともに,育種の戦略・品種の定義・育種の基本操作について概括する。
06. これまでに開発された育種法:育種法の変遷を概括するとともに,それぞれの育種法の特徴を講述する。   
07. 育種目標の変遷:生産性・品質・適応性・体制と抵抗性等の育種目標の変遷を概括するとともに,現代の育種事業における問題点についても解説する。
08. 突然変異育種の成果
09. 倍数性育種の成果
10. これからの育種学:MASと量的・質的遺伝形質
11. これからの育種学:量的・質的遺伝形質のピラミディング
12. これからの育種学:エネルギー作物育種の重要形質
13. これからの育種学:エネルギー作物のQTLピラミディング
14. まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
動物育種学も履修することが望ましい
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・授業中に得た植物育種学の基礎的な知識を用いて論述できることを合格の基準とする。
・定期試験(85%),授業への取り組み(15%)
 (授業への取り組みは単なる出席回数では評価しない)
・履修取り下げ制度を採用する 
・定期試験を受験しない者はW(欠席)とする
教科書・テキスト
Textbook
特になし
参考書
Reference Book
「植物の遺伝と育種」第3版(佐藤和広・草場信・中園幹生 編著 朝倉書店)
「植物育種学」第5版(北柴大泰・西尾 剛 編 文永堂出版)
「植物遺伝育種学」(武田和義著 裳華房)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義内容の理解と定着には、参考書、配布資料等を用いて復習することが重要である。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面形式の授業を原則とするが、状況によってはオンライン形式で開講する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
特になし。