学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0923013
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
分子微生物学
科目名 【英語】
Course Title
Molecular Microbiology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
饗場 浩文 ○
担当教員 【英語】
Instructor
AIBA Hirofumi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 1時限
Fall Mon 1
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
微生物は,生命現象の基本原理の解明、ヒトなどの高等生物研究のモデル、さらには発酵,醸造産業などにおいて古くから重要な役割を果たすなど、農学部における重要な研究対象である。本講義では、微生物の中から酵母および関連微生物を取りあげつつ、微生物の基礎・先端科学を学ぶために必要な以下の内容に関する講義を行う。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Microorganisms are important research subjects in the Faculty of Agriculture, such as elucidating the basic principles of life, models for research on higher organisms such as humans, and playing important roles in the fermentation and brewing industries. In this lecture, I will focus on yeast and related microorganisms, and discuss the following topics necessary for learning the basic and advanced science of microorganisms.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
微生物は,生命現象の基本原理や分子メカニズムを解明する上で重要な研究材料となっている。加えて,ヒトなどの高等生物研究のモデル生物としても貢献している。他方,発酵,醸造産業などにおいては古くから重要な役割を果たしてきた。
本講義では,酵母ならびに関連微生物の研究から明らかになった重要な生物学的知見を学び,普遍的,基本的、並びに先端的な生命現象に関する専門知識の習得を目的とする。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
以下の授業計画に基づき、体系的に微生物に関する知見を学ぶ。
01. ウイルス,ファージ
02. 微生物の遺伝学
03. モデル生物と酵母研究
04. 酵母の生活環
05. ゲノムプロジェクト
06. レプリコン
07. 染色体分配
08. 遺伝子構造と遺伝子発現・調節機構
09. 基本転写因子とDNA結合タンパク質
10. 接合型変換
11. 接合と情報伝達
12. 細胞の分裂周期
13. 細胞周期調節系の主要成分
14. モデル生物における寿命・老化研究
15. まとめ等
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件はなし。関連科目は、微生物学1,微生物学2,分子細胞生物学1,分子細胞生物学2,分子細胞生物学3
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・微生物研究により明らかとなった普遍的生命現象ならびにその解析方法等について、授業で得た知識を用いて論述することができることを合格の基準とする。
・定期試験の成績を主(80%)として、授業中の議論への参加状況等(20%)を考慮して、総合的に評価する。
・履修取り下げ制度を採用する。
・定期試験を受験しないものはW(欠席)とする。
教科書・テキスト
Textbook
特になし。講義資料としてプリントを配布する。
参考書
Reference Book
細胞の分子生物学, Essential細胞生物学, Brock微生物学, Lewin遺伝子
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
初回の講義時間に全講義内容を網羅するプリントを配布するので、これを用いて予習、復習をすること。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業を基本とする。必要と判断する場合のみ遠隔(同時双方向型)を併用する。履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
同時双方向型の場合には、授業時に学生に質問の機会を確保する。