学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
情報学部
時間割コード
Registration Code
1001045
科目区分
Course Category
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】
Course Title
情報と倫理
科目名 【英語】
Course Title
Information and Ethics
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
SIS-12-3004-J
担当教員 【日本語】
Instructor
久木田 水生 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KUKITA Minao ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋1期 水曜日 3時限
Fall1 Wed 3
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
Subject
人社・社会情報
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
現在,情報技術の急激な発達は「私たちは何者であるのか」,「私たちはいかなる世界に生きているのか」という問いに対する答えを劇的に変化させつつある。そこで本講義では急速に発達する情報技術が,自己と環境(物理的世界,社会,他者)についての私たちの認識をどのように変容させ,そしてそのことが「いかに生きるべきか」という問いに対するアプローチにどのような影響を与えるかを考え,議論する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Currently, the rapid development of information technology is dramatically changing the answers to the questions of "who we are" and "what world we are living in". So in this lecture, we consider and discuss the question of how rapidly developing information technology are transforming our perceptions of ourselves and our environment (physical world, society, and/or others), and how it will affect our approach to the question of "how we should live".
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
情報技術のこれまでの発展が人間や社会に与えてきた影響について基本的な知識を身に着け、現在の情報技術の影響と課題について理解する。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本講義ではコンピュータ,インタ―ネット,スマートフォン,ソーシャルメディア,ビッグデータ,人工知能,ロボティクス,VRなどの情報技術が社会と人間に与えるインパクトを,倫理学的哲学的観点から考察する。授業は以下の内容を含む予定であるが,変更する場合もある。

1. イントロダクション
2. コンピューター・インターネットの発展
3. インターネットの問題(1)
4. インターネットの問題(2)
5. ビッグデータ・人工知能の問題(1)
6. ビッグデータ・人工知能の問題(2)
7. メタバースとアバターの問題
8. 総括
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は無し。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
数回の小テスト100%。基準は授業で説明した事項について理解しているかどうか。
教科書・参考書
Textbook/Reference book
教科書は指定しない。教材は適宜配布する。
参考書:久木田・神崎・佐々木、『ロボットからの倫理学入門』(名古屋大学出版会、2017)、マーク・クーケルバーグ、『AIの倫理学』(丸善出版、2020)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義の予習のために読むべき文献を指示する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面またはリアルタイムのオンライン配信
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔会議システム(Zoomなど)で質問の機会を設ける。