学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
情報学部
時間割コード
Registration Code
1001165
科目区分
Course Category
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】
Course Title
メディア社会論
科目名 【英語】
Course Title
Media Studies
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
SIS-12-3016-J
担当教員 【日本語】
Instructor
小川 明子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
OGAWA Akiko ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
Subject
人社・社会情報
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
グローバル化が進み,多様なメディアが環境化した現代社会において,メディアによるコミュニケーションがいかに私たちの日常に組み込まれているのか,そしてメディア産業や文化,社会においていかなる課題が浮上しているのか。メディア・スタディーズの諸理論を押さえながら探っていく。授業では,毎回,ワークショップを取り入れることで,メディア社会を批判的, 自省的に捉え,自らメディアを活用するための素養を養うこともめざす。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In today's media-saturated global society, media studies is regarded as essential to understanding civic society. The aim of this course is to help students acquire knowledge and skills of media literacy by critically analyzing and examining the framework and perspective of media studies. As a complement to its focus on the academic study of media studies, we will incorporate active learning such as discussions of case studies, workshops and collaborative learning.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
グローバル化が進み,多様なメディアが環境化した現代社会におけるメディア・コミュニケーションに焦点を当てる。基礎的なメディア・スタディーズの理論を学ぶとともに、メディア論で必要とされるクリティカル・シンキングについても身につける。ワークショップやディスカッションを通して,メディア社会の現在を,現代のメディアを批判的, 自省的に分析するとともに,メディアの倫理的、法的側面についても多義的多面的に考えていく。この授業では単純に理論を覚えこむということを目標にするのではなく、情報を,グローバル市民社会の一員として必要とされるメディア・コミュニケーションの素養を獲得することをめざす。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
This course will help students develop a basic understanding of current media environments and the theories of media studies as well as a "critical thinking", which is often regarded as a component of media studies. Through workshops and discussions, students are expected to 1) critically examine current media coverage and 2) discuss the ethical and legal implications of media on a personal, organizational and societal level. Participants should not only learn and understand, but also acquire the ability to critique the information and learn how to apply it in the global civil society.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
メディア・スタディーズの基礎的な諸理論を紹介しながら,現代メディア社会の動向を分析していく。授業では,メディア分析/表現, メディアのポリティカルエコノミーや構造, 技術面と社会という3つの視座から,ワークショップ、ディスカッションを取り入れながら進める。自明として疑うことのない日常化されたメディア表現を批判的に分析し,自らの表現や発信に生かしていくスキルも磨きたい。

1. メディアとは何か:ソシオ・メディア論の視点
2. 「ことば」とコミュニケーション
3. 表象:意味と広告
4. ナラティブとメディア
5. ジャーナリズム:伝わる情報・伝わらない情報 
6. 災害とメディア
7. メディア史から探る現在と未来
8. 21世紀メディア社会の展望:包摂型社会のメディア・リテラシー 


なお、以下のようなことを踏まえた上で受講すること。

1)グループワーク、ディスカッションを行うので、それに参加できること
2)毎回の課題を提出すること
3)災害とメディアなどでは普段放送されないような映像も流すことがあるので注意されたい
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
メディアと国際社会を受講していることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
講義中に与えるワークショップ課題の評価70%,授業後のレポート30%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
Textbook/Reference book
初回授業で指定する。履修条件は指定しない。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義において説明した理論を体験的に理解するため,本講義では毎回ワークショップを行う。授業では毎回,その成果提出を課す。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面、集中講義
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)