授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業は高度な専門知識や技能の取得を要求される看護実践の基盤的科目に位置付けられます。人間の基本的なニーズを満たすために必要な看護介入技術(診療の補助技術)を科学的かつ発展的にとらえることを目指しています。また、看護師としての資質を育成し、看護実践のための基本的看護技術を学ぶことを目的とします。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Concepts of “Physiological Nursing Interventions” is including the cognitive and physiological nursing intervention skill development needed to meet the basic human needs. Emphasis is placed on the development of student as a caring competent nurse at a beginning level. This course provides knowledge of introductory skill development for holistic practice. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業では、受講者が授業終了時に、以下の知識を身に着けていることを目標とします。
1.診療の補助技術の基礎知識と実際を説明できる
2.検査の補助技術の基礎知識と実際を説明できる
3.処置の補助技術の基礎知識と実際を説明できる |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | Upon completion of the course, the successful student:
Applies the principles underlying all nursing intervention procedures related to providing safe and appropriate care to patients in different care settings. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 下記の予定で行う。
1.感染防止技術・創傷管理技術
2. 排泄援助技術(侵襲を伴うもの)
3. 症状・生体機能管理技術
4. 与薬の技術Ⅰ(筋肉内注射ほか)
5. 与薬の技術Ⅱ(静脈内注射ほか)
6. 呼吸・循環を整える技術
7. 救命救急処置技術
8.まとめ/評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 解剖学・生理学の基本的知識に加えて、1年秋期の「看護援助論」,2年春期1期の「看護技術論Ⅰ」,「基礎看護学演習Ⅰ」で学んだ知識・技術を前提に展開します。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 各種レポート・課題(各10点満点)20%、各単元ごとの小テスト(100点満点)40%、筆記試験(100点満点)40%として総点で評価します。評価基準総点60点以上を合格とします。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学[2] 基礎看護技術Ⅰ 第19版 医学書院
系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学[3] 基礎看護技術Ⅱ 第19版 医学書院
看護がみえるvol.1 基礎看護技術 メディックメディア 第1版
看護がみえるvol.2 臨床看護技術 メディックメディア 第1版 |
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参考書 Reference Book | | EBNの側面から基礎看護の概念理解を強化したい方へ
・基礎看護学テキスト―EBN志向の看護実践 第3版、南江堂(2023)
より深い理解を求める方、海外の書籍との比較をしたい方へ(古いですが、訳本としての貴重さは衰えず)
・ポッター&ペリー看護の基礎―実践に不可欠な知識と技術、日本語版監修│井部俊子、エルゼビア・ジャパン(2007)
医師兼漫画家である著者の魅力的なイラスト満載。診療の補助技術の概略と臨床的TIPSを知りたい方へ
・ねじ子のヒミツ手技1st Lesson, SMS社(2009) 森皆ねじ子 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | ①この授業は基礎看護学演習Ⅰ・Ⅱと時間的・内容的に連動します。各演習までに指定されたオンデマンド講義(単元によっては対面講義)を受講し、小テストや課題をおえられるように、計画的に取り組んでください。
②皆さんがすでに履修した授業、とくに1年次の看護援助論の内容はこの授業の前提となります。不明な点は復習しておいてください。
③授業後1週間の間に小テストを提出する必要があります。制限時間は設けませんので、復習を兼ねて提出してください。小テストに関する注意点は「注意事項」で確認してください。 |
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授業の進め方 How to proceed with the class | | ①いくつかの単元をのぞき、この授業はオンデマンドで行います。
②各単元の動画の視聴と、それに関連する小テストを決められた期限内に提出するまでの一連の過程を通して、当該単元の講義を「受講したもの」とみなします。 |
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注意事項 Notice for Students | | ①受講に際しては、連動する基礎看護学演習IIを念頭において、不明な点や疑問をメモしておくなど,主体的に臨んでください。
②小テストは成績評価に反映されます。
③対面講義を欠席される場合は、講義開始時間までにTACTのメッセージ機能をつかって連絡してください。(その際、宛先はinstructorに) |
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本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
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担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | 診療の補助技術は、診療・検査・処置といった医行為に関与する技術で、関与の程度は様々です。近年の社会情勢の変化に応じて、厳しい条件のもとに、看護師にできる医行為の範囲は拡張されつつあります。本講義では、最もベーシックな技術を取り上げます。学生にとって診療の補助技術は、生活援助技術に比べて「医療者職者っぽい技術」として新鮮にとらえられるようです。「補助」とあるのでソフトな印象をもたれるかもしれませんが、侵襲の避けられない技術であったり、看護師の判断や技術で相手を傷つけたり、生命を脅かすこともある行為です。緊張感をもって、ともに学んでいきましょう。 |
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使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 原則、オンデマンド形式の授業です。
指定した講義に限り、対面・集合形式とることがあります。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 本科目に連動する「基礎看護学演習II」の場で質問を受け付けます。
会場の教員に積極的にお声かけください。 |
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