学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1725112
科目名 【日本語】
Course Title
小児看護学Ⅲ
科目名 【英語】
Course Title
Child Nursing III
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
新家 一輝 ○ 野々山 友 未定
担当教員 【英語】
Instructor
NIINOMI Kazuteru ○ NONOYAMA Tomo Undetermined
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春2期 火曜日 1時限
春2期 火曜日 2時限
Spring2 Tue 1
Spring2 Tue 2
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では,子どもの疾病や障がいに特徴づけられる看護について、代表的な疾患を取り上げ、治療・回復過程と関連づけて理解を深め、子どもと家族に必要とされる基本的な看護実践の方法を習得する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims to help students acquire basic knowledge, assessment, and nursing care skills for children with health care needs and their families. Students will learn the basic nursing practices needed by children and their families by picking up typical illnesses and disabilities in children.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.疾病や障がいに特徴づけられる看護について、治療・回復過程と関連づけて子どもと家族のニーズと看護を理解し、説明できる。
2.疾病や障がいのある子どもと家族の看護について,紙上事例を用いて理解する。
3.子どもと家族に特有な看護技術の特徴を理解し,基本的な技術を実施できる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goals of this course are to
1. Understand and explain the needs of children and their families characterized by health care needs and treatment processes (acute disease, chronic disease) and nursing.
2. Understand the nursing process of children and their families with health care needs using a paper patient simulation.
(3)Understand the importance and the characteristics of the nursing skills in pediatric nursing and discuss what is child and family-centered care.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1.消化器の障がいのある子どもと家族の看護(1): 口唇裂・口蓋裂,食道閉鎖症,新生児壊死性腸炎,腸重積症
2.消化器の障がいのある子どもと家族の看護(2): 鎖肛,幽門狭窄症,胆道閉鎖症,ヒルシュスプルング病
3.呼吸機能の障がいのある子どもと家族の看護: 呼吸器疾患-感染症(気管支炎,肺炎),慢性肺疾患
4.循環機能の障がいのある子どもと家族の看護: 先天性心疾患-動脈管開存症,心房・心室中隔欠損症,ファロー四徴症など,MCLS(川崎病)
5.慢性的な健康障がいをもつ子どもと家族の看護: 代謝性疾患・内分泌疾患
6.慢性的な健康障がいをもつ子どもと家族の看護: 小児がんの子どもと家族の看護-白血病,神経芽細胞腫 他
7.慢性的な健康障がいをもつ子どもと家族の看護: 腎機能の障害-ネフローゼ症候群,免疫・アレルギー疾患-気管支喘息,膠原病
8.神経・運動器の障がいをもつ子どもと家族の看護: 水頭症,二分脊椎,股関節脱臼
9.ハイリスク新生児と家族の看護:NICUにおけるケアの基本
10.ペーパーシミュレーション ①グループワーク
11., 12., 13. 学内技術演習 7/17 Ⅲ〜Ⅴ限(予定)
1)フィジカルアセスメント,侵襲を伴う検査・処置時の看護
2)ハイリスク新生児-NICUの環境,家族への支援 (演習)
14,15. ペーパーシミュレーション ②③  グループ発表と質疑応答

定期試験: 7/30 Ⅱ限(予定)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
小児看護学Ⅰ・Ⅱを履修し、単位を取得していること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
成績評価は以下の方法で行う。
講義への参加状況(講義ごとのリアクションペーパー& グループワーク状況 40% 
課題レポート 10%
期末試験  50%
以上の割合で,総合的に判定する。
教科書・テキスト
Textbook
奈良間美保他『系統看護学講座小児看護学概論・小児臨床看護総論 第14版』(医学書院,2020)
奈良間美保他『系統看護学講座小児臨床看護各論 第14版』(医学書院,2020)
参考書
Reference Book
浅野みどり他『発達段階からみた 小児看護過程+病態関連図 第4版』(医学書院,2021) 
浅野みどり他『根拠と事故防止からみた 小児看護技術 第3版』(医学書院,2020)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
次回講義について、テキストの該当する章の事前学習をして講義に臨んでください。
授業の進め方
How to proceed with the class
上記項目に沿って,できるだけ子どもと家族の様子がわかるように,適宜VTRや液晶プロジェクターや資料を用いてすすめる。また、小児看護専門看護師(小児CNS)など臨床実践家の講義も盛り込んでいる。学習の範囲が広いため,事前・事後学習を要する。
注意事項
Notice for Students
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
小児看護は新生児から乳児期、幼児期、学童期、思春期、青年期までの幅広い発達段階と先天性疾患、急性期疾患~慢性疾患まであらゆる疾患を対象とする看護です。看護の基本的理念や本質を見失うことなく、子どもと家族の尊厳を確保する看護について、広い視野をもって学んでいきましょう。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面での実施とします。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)