学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1734452
科目名 【日本語】
Course Title
身体障害作業療法治療学
科目名 【英語】
Course Title
Occupational therapy for physical dysfunction
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
千島 亮 ○
担当教員 【英語】
Instructor
CHISHIMA Makoto ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋2期 火曜日 2時限
Fall2 Tue 2
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
(初回開講は対面講義を予定していますが,開講時点の状況によっては名古屋大学 TACTにより実施形態を連絡して進めることがあります.また,担当教員から各学生が登録している機構メールを通じて変更事項などの連絡をする場合があります.登録した授業科目ごとに名古屋大学 TACTの確認と,機構メールによる配信を常時確認するようにして下さい.)
身体障害系作業療法の代表的な対象疾患について,疾患の理解を深め,それに対する治療的,適応的,代償的理論を学び,評価から治療計画立案にいたるまで一貫性のある考察ができるようにする.生体力学系を中心とした作業療法理論から作業遂行能力評価について考え,解決課題の抽出およびその解決方法について学ぶ.また,病院でのリハビリテーションチームワークを理解する上で必要不可欠な基本的手法と障害者の作業遂行に結びつける事のできる準備的作業,作業の手段的利用について学び,身体障害作業療法の代表対象疾患について概要を理解する.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
To deepen the understanding of diseases and to learn the therapeutic, adaptive, and compensatory theories for the representative diseases of occupational therapy for physical disabilities, and to be able to consider them consistently from assessment to treatment planning. In this course, students will learn how to identify and solve problems in the assessment of work performance based on occupational therapy theories that focus on biomechanical systems. In addition, students will learn the basic methods essential for understanding rehabilitation teamwork in hospitals, preparatory work that can be connected to the work performance of people with disabilities, and the instrumental use of work, and will gain an overview of the representative target diseases of occupational therapy for physical disabilities.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
一年時「作業療法見学実習」3年次「作業療法評価学実習」の展開と相応して,身体障害領域における介入現場での具体的な実践内容と本講義で学ぶ主要な対象疾患の作業療法理論を理解する.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
This course is designed to provide students with an understanding of occupational therapy theory for the major diseases studied in this course, as well as specific practices in the field of intervention in the field of physical disabilities, in line with the development of basic occupational therapy practice conducted in the second year.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回:身体障害領域の作業療法学概論(歴史的変遷と我が国のリハビリテーション医学)
     人の運動制御に関わる解剖学・神経生理学・運動学
第2回:中枢神経麻痺と末梢神経麻痺の病態特性
(筋力・筋緊張・痙縮・固縮・感覚・知覚・随意運動・廃用症候群・脳血管障害,頭部外傷・合併症と後
     遺障害・脳損傷)
第3回:中枢神経麻痺・末梢神経障害・高位頸髄損傷を中心とした障害特性の理解と日常生活支援
     (障害脊髄節と身体運動機能・感覚と知覚・評価・ADL支援)
第4回:神経筋疾患・中枢神経系変性疾患・脱随疾患・錐体外路系疾患
(ALS,多系統萎縮, MS, Parkinson病)
第5回:関節リウマチ・関連膠原病疾患・SLE・PM・DM/評価と生活支援・リウマチ教育・スプリント・自助具
第6回:四肢外傷・切断・先天性四肢奇形・重度熱傷・日常生活支援と装具療法
第7回:脳神経外科領域の急性期作業療法
    (バイタル,リスク管理と禁忌,画像診断,意識障害,悪性腫瘍,頭蓋内圧,放射線療法,化学療法,難病
     支援,地域・在宅支援)
第8回:まとめ・筆記試験(3限 ADL室)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
基礎学実習など.
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
参加状況と討論・質疑,期末筆記試験,中間時期に公開予定の課題レポート内容等を総合して総合判定する.
教科書・テキスト
Textbook
山口,玉垣:標準作業療法学―専門分野  身体機能作業療法学,医学書院.及び講義進行に合わせて資料配布料.
参考書
Reference Book
(身体障害系作業療法及び基礎医学等)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義進行に合わせて各自で予習確認のこと.質問等があれば千島まで問い合わせのこと.
授業の進め方
How to proceed with the class
対面講義
注意事項
Notice for Students
特記なし.
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
保健学科ホームページ及び本科目のTACTから確認.
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
特記なし.
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面及び遠隔.本科目 TACTより確認のこと.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
別館4階ADL実習室で対面講義で実施予定ですが,開講時点の状況によっては名古屋大学 TACTにより実施形態を連絡します.また,登録した機構メール(各自の)を通じて連絡事項を千島より送信することもあります.TACTの確認と機構メール配信を常時確認するようにして下さい.遠隔実施の場合,受講する際の各人のWeb環境を確認しておいて下さい.問い合わせ等がありましたら千島のメール mchishi@met.nagoya-u.ac.jp 宛に連絡して下さい.