学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1745111
科目名 【日本語】
Course Title
老年看護学Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Gerontological Nursing Care
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
田中 真木 ○ 拝田 一真
担当教員 【英語】
Instructor
TANAKA Maki ○ HAIDA Kazuma
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 木曜日 1時限
春1期 木曜日 2時限
Spring1 Thu 1
Spring1 Thu 2
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
老年看護学Ⅰで習得した知識をもとに,高齢者の健やかな生活や療養生活,人生の完結という重要な発達課題に対峙する晩年期(end-of-life)に至るまでの,臨床老年看護実践に必要とされる基本的知識や技術を習得する。特に,高齢者に特有な疾患や障がいと,高齢者の看護を中心に,病態,心身機能,生活機能,認知機能,社会資源,倫理などから多面的に学習し,高齢者とその介護者に必要な看護について理解を深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Based on the knowledge acquired in Introduction to Gerontological Nursing, students will acquire the basic knowledge and skills required for clinical gerontological nursing practice up to the end-of-life period, when the elderly face important developmental issues such as healthy living, medical care, and completion of life. In particular, the course focuses on diseases and disorders specific to the elderly and nursing care and students will deepen their understanding of the nursing care required for the elderly and their caregivers through the multifaceted study of pathological conditions, physical and mental functions, life functions, cognitive functions, social resources, ethics.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.高齢者の発達的特徴と高齢者をとりまく環境や関連する健康障害について説明できる。
2.高齢者の示す症状の特徴を理解し、健康状態を把握するためのヘルスアセスメント方法を検討することができる。
3.高齢者の加齢変化が生活へ与える影響を理解し、必要な看護援助技術を検討できる。
4.高齢者の健康状態や生活の場に応じた看護に必要な情報をアセスメントし,その人の豊かな生をとらえた看護目標,看護計画を検討できる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1.現代の高齢者とその理解:1-2回目
1)高齢者の理解
2)高齢者の看護
2.老年看護の基本技術(ヘルスアセスメント):3-4回目
1)老年看護におけるヘルスアセスメントの意義
2)ヘルスアセスメントの実際
3.高齢者の生活と看護(加齢変化とフィジカルアセスメントの技術):5-8回目
呼吸、循環、食事、排泄、動作と移動、睡眠、体温、清潔、コミュニケーション、性
4.高齢者に特徴的な症状と看護(老年症候群):9-12回目
起立・歩行障害、感覚機能障害、摂食・嚥下障害、脱水、低栄養、皮膚掻痒感、痛み、褥瘡、尿失禁、便秘・下痢、不眠、うつ、寝たきり、せん妄、転倒、骨折、感染症
5.高齢者に特徴的な疾患と看護(事例による展開):13-15回目
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
老年看護学Ⅰの単位が取得できていること
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
1.評価は①出欠席・振り返り用紙の提出(30%),②定期試験(70%)により総合的に判断する。出欠席は振り返り用紙で確認する。
2.履修取り下げ制度は用いない。6回以上欠席した場合は,単位認定の資格はなくなり『欠席』となる。
教科書・テキスト
Textbook
1.2023年度老年看護学Ⅰで使用したテキスト
2.真田弘美、正木治恵:看護学テキストNice 老年看護学技術 第4版.南江堂.2023.
参考書
Reference Book
授業の中で提示します
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習:教科書該当ページを読む
復習:配布資料や教科書、参考書の再読
授業の進め方
How to proceed with the class
講義と一部演習を取り入れながら進めます。
注意事項
Notice for Students
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
老年期を生きる人々にとって「豊かな生」を支える看護とは何かを考えてゆきましょう。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
本科目は、対面による講義・演習を基本とします。
授業形態に変更がある場合は、TACTで周知します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)