授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | クリティカルシンキング(批判的思考)の姿勢を基盤とし、看護実践の基本となる問題解決法の基本的な考え方と、看護の視点からの人間の見方とともに看護実践の展開プロセス(情報収集ならびにアセスメント,問題の明確化,計画立案,実施,評価)の方法について学ぶ。
さらに、提示した事例をもとにして実際に,情報収集,アセスメント,看護診断,看護計画の立案・実施・評価という一連のプロセスを展開することにより,今後の看護過程に必要な視点や論理的な思考プロセスなどを身につけることを目的とする。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purposes of this topic are to understand fundamental knowledge of problem-solving approaches in nursing practice based on critical thinking and to learn the steps of the nursing process, assessment, nursing diagnosis, planning, intervention, and evaluation, to deliver holistic and patient-oriented care.
In addition, This class uses a case patient to deploy a set of the nursing process, assessment, nursing diagnosis, planning, implementation, and evaluation. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 1. 看護実践における看護過程の位置づけと意義を理解できる。
2. 看護の方法論としての看護過程を理解する。
3. 看護過程の展開方法を理解する。
4 事例患者を用いて、の情報の整理・アセスメント、看護診断,問題の優先順位を決定できる. また、事例患者の目標・看護計画が立案できる.
5.看護計画の(実施)・評価,計画変更の方法を理解する.
6. 立案した看護ケアの実施と評価の方法について理解する. |
|
|
到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | The followings are six goals of this course.
1. To understand rolls and signidicances of nursing process in patient care.
2. To understand nursing process as methodology of nursing practice.
3. To understand the steps of nursing process to identify patient’s health status, actual or potential healthcare problems or need.
4. To collect, organize and assess patient's information, and then to identify and then prioritize patient's problems and needs.
5. To address expected outcomes and then create nursing care plans.
6. To understand processes of implementation and evaluation. |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 以下の内容について、講義とグループワーク、課題を組み合わせて構成する。
1.問題解決の思考と看護実践
・問題解決の思考過程
・問題発見のための必要な視点
・クリティカルシンキングの必要性と方法
2.看護過程のとらえ方
・看護過程と看護理論
・看護診断の位置づけと活用法
3.看看護過程のStep1:アセスメント
・看護の視点に基づく人間の見方
看護過程のStep2:問題の明確化
・看護的結論の導き方
・思考の吟味について
4. 看護過程のStep3~6:目標の設定,計画立案,実施,評価
・診断的推論と成果・介入との関係
・看護活動の実施と評価
※ 受講生との協議等により、講義内容を変更することもある。 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 出席状況:全15回のうち、欠席5回以上では単位認定を行わない。大幅な遅刻は欠席と同等の扱いとする。
成績評価:授業への参加度(態度),課題,レポートを総合的に評価します。
欠席が5回以下でも、課題提出が複数ある場合は単位は認定しない。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | ・マージョリー.ゴードン著『ゴードン博士の看護診断アセスメント指針―よくわかる機能的健康パターン』(照林社, 2006)
・リンダ.J.カルペニート著『看護診断ハンドブック第12版』(医学書院, 2023)
◎「看護基礎技術論」で使用した以下の本も使用いたします。
・系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学② 基礎看護技術Ⅰ 医学書院 |
|
|
参考書 Reference Book | | ・R.アルファロールフィーヴァ著『基本から学ぶ看護過程と看護診断第7版』(医学書院、2012) |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義で示された内容をもとに、指定された内容の課題について学習をグループワークまたは各自で行う。また、必要であれば、ほかの資料を参考にする。 |
|
|
授業の進め方 How to proceed with the class | | ※ ケースメソッドの手法を取り入れ、ワークシートの利用やグループ討議など、能動的要素を加えた学習スタイルで展開していく。
(積極的な授業参加が求められます) |
|
|
注意事項 Notice for Students | | |
|
本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
|
担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | |
|
使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
|