授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義は、病理組織標本の作製技術を習得するとともに、諸臓器の病変を顕微鏡的に観察し、正常との形態学的差異を理解することを目的とする。病理学、病理組織細胞検査学Ⅰで学習した病気の発生のしくみ、あるいは諸臓器疾患の臨床的、病理学的な知識をもとに、自ら顕微鏡標本を観察し、正常の組織との形態学的な違いを観察しスケッチを行う。また、病理組織標本の作製を試み、技術の習得を行う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduce how to improve the skills of making routine and immunohistochemical preparations. The student make a pathological specimen, and has to illustrate the pathologic and special staining preparation to understand the structure and function of the organs. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 1.病理組織標本作製技術を身につける。 2.顕微鏡観察により、諸臓器疾患の形態学的差異を認識する。 3.特殊染色標本の染色法を判別できる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 組織検査学内実習 1.病理組織標本作製(固定、切出し、脱灰、脱脂、包埋、薄切) 2.病理組織標本染色(HE染色、特殊染色、免疫染色) 3.病理組織標本観察と評価 a. 退行性病変(凝固壊死、乾酪壊死、アミロイド変性、脂肪変性) b. 炎症(結核、真菌症) c. 腫瘍(胃癌、肺癌(腺癌、小細胞癌、扁平上皮癌)、乳癌、甲状腺癌、子宮頸部扁平上皮内癌 4.特殊染色標本観察と評価 Masson trichlome染色、渡辺の鍍銀法、PAM染色、Elastica van Gieson染色、PAS反応、Alcian blue染色、Berlin blue染色、Grimelius染色、Oil red O染色、Congo red染色、Ziehl-Neelsen染色、Grocott染色、Kluver-Barrera染色、免疫染色 5.ゲノム検査と組織検査の精度管理・標準化 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 組織学、病理学、病理検査学の知識を必要とする。履修条件は要さない。 関連する科目として、解剖学、病理学、細胞診断検査学がある。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (評価の方法)実習への参加態度、レポート、学期末試験を総合的に判断し評価します。 (評価の基準)総点60点以上を合格とします。 ※出席が3/4に満たない場合は、学期末試験の受験資格は与えず、評価を不可とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 指定教科書はないが、組織学、病理学、病理検査学の講義で使用した教科書を参照すること。 |
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参考書 Reference Book | | ・JAMT技術教本シリーズ 病理検査技術教本(丸善出版、2017年発行、ISBN978-4-621-30111-1) ・スタンダード病理学 第4版(文光堂、2015年発行、ISBN:978-4-8306-0477-5) ・最新 臨床検査学講座 病理学/病理検査学(医歯薬出版、2016年発行、ISBN:978-4-263-22364-2) ・最新 染色法のすべて(医歯薬出版、2011年発行) ・カラーで学べる病理学 第2版(渡辺照男他 ヌーヴェルヒロカワ、メディカル・サイエンス・インターナショナル、2017年発行、ISBN:978-4-89592-906-6) ・diFiore 人体組織図譜 原書第11版 (藤田恒夫(訳)、南江堂、2011年発行、ISBN:978-4-524-26004-1) ・図解入門 よくわかる病理学の基本としくみ(田村浩一、秀和システム 2010年発行、ISBN:978-7-798-02835-4) ・標準病理学 第6版(北川昌伸、仁木利郎、医学書院 2019年発行、ISBN:978-4-260-03659-7) ・わかりやすい病理学 改訂第6版(岩田隆子、恒吉正澄、小田義直、南江堂 2016年発行、ISBN:978-4-524-26569-5) ・NEWエッセンシャル病理学 第6版(笹野公伸、澤井高志、長村義之、医歯薬出版 2009年発行、ISBN:978-4-263-73112-3) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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授業の進め方 How to proceed with the class | | 実習書は各自印刷すること。 顕微鏡で組織を観察し、スケッチを行う。構造や染色部位を確認しながらスケッチを行い、図示していく。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
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担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | 実習書はTACTにアップするので、各自印刷して実習に臨むこと。 |
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使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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