学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1766113
科目名 【日本語】
Course Title
慢性期看護学実習[3年生向け]
科目名 【英語】
Course Title
Chronic Care Nursing Practicum
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
佐藤 一樹 ○ 杉村 鮎美 丹羽 史織
担当教員 【英語】
Instructor
SATO Kazuki ○ SUGIMURA Ayumi NIWA Shiori
単位数
Credits
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
対象となる患者や家族に対する深い関心と理解を示し、慢性期看護の概念及び特徴を理解し、患者・家族のよりよい生活のための目標達成に向けて看護過程を展開することによって、患者の満足度を高める。先行授業である慢性期成人看護学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで習得した基礎知識を用いて、実践応用のための創造的開発能力と人間性について推考する倫理的判断力を深め、看護者としてのアイデンティティを形成する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The students show deep interest in and nurture a caring relationship with patient and family members, understand concept and features of practical nursing in chronic settings, and practice nursing process to achieve patient satisfaction. They develop creativeness of practical nursing, capacity for ethical judgment and identity as a nurse.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1. 患者に関する状況の分析・解釈能力を養い、患者満足を得られる看護過程を展開できる。
2. 臨床看護実践に対する科学的資質を養い、創造的開発能力を高めることができる。
3. 豊かな人間性を養い、患者の権利擁護者として倫理的判断力を高めることができる。
4. 看護の専門性を学び、看護者としてのアイデンティティを高めることができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goals of this course are to:
1) improve ability of assessment of patient and practice nursing process to achieve patient satisfaction.
2) improve scientific quality and creativeness of practical nursing.
3) cultivate enriched humanness and develop capacity for ethical judgment as a patient advocator.
4) learn specialty of nursing and develop identity as a nurse.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 慢性期、人生の最終段階にある人々と家族に対する看護実践
 ・内科系病棟で病棟実習を行う。
 ・1名の患者(慢性期の症状が著しい患者、機能障害を持つ患者、終末期の状況にある患者、心理社会的に様々な問題をもった患者など)を受け持ち、系統だった看護実践を行う。

2. 看護実践の振り返り(カンファレンス)
 ・ショートカンファレンス:日々の振り返りや意見交換、情報共有を行う。
 ・カンファレンス:受け持ち患者の関連図、実践した看護と評価を報告する。

3. 実習記録
 ・受け持ち患者実習記録(冊子)
 ・実習前課題レポート
 ・実習中学んだこと及び自分自身の今後の課題
 ・自己評価表 含む

※詳細は別紙「慢性期看護学実習 手引き」に明記する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
関連する科目:慢性期成人看護学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
実習内容(実習前課題レポート・実習記録内容を含む)60%、カンファレンス(参加状況・資料準備含む)20%、実習中学んだこと及び自分自身の今後の課題レポート20%を基に総合的に評価する。
教科書・テキスト
Textbook
慢性期成人看護学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで用いた授業資料を用いる
参考書
Reference Book
安藤詳子編:成人がん看護学(理工図書・2022)
鈴木久美ら編:成人看護学 慢性期看護 病気とともに生活する人を支える(南江堂・2019)
鈴木志津枝・内布敦子編:緩和・ターミナルケア看護論(第2版)(ヌーベルヒロカワ・ 2011)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
実習期間前:実習予定病棟で受け持つことの多い疾患の病態や看護の予習、実習目標等に関する実習前課題レポート
実習期間中:実習記録の作成、受け持ち患者の看護に関する予習・復習、実習中学んだこと及び自分自身の今後の課題レポート
授業の進め方
How to proceed with the class
病棟実習では、受持ち患者を中心に実習段階に応じてケア技術を経験する。看護実践、見学、カンファレンスを通して慢性期看護および終末期看護の知識と技術を学ぶ。
注意事項
Notice for Students
・実習内容の変更等の情報はTACTを通して連絡しますので、転送設定等を必ず確認してください。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
TACT
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
実習では受け持ち患者および家族へ適切な看護をするために、既習科目の復習だけでなく、自ら積極的に学習し実践的な看護を学習しましょう。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)