学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2011711
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋史学
科目名 【日本語】
Course Title
中国民族史演習b(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on the History of the Ethnic Groups in China b (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAH5023O
担当教員 【日本語】
Instructor
林 謙一郎 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HAYASHI Kenichiro ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 4時限
Fall Thu 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中専修・社会、
高専修・地歴
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
中国西南民族史中文研究書演習


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
多民族国家である中国の歴史に対する理解を深める手段のひとつとして、中国民族史(おもに西南民族史)について中国語で書かれた研究書を読みこみ、中国民族史の基本的な研究手法や研究課題、中国における研究の現状などに対する理解を深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the basic skills needed to understand the academic literature written in Chinese, and the knowledge on the methodology of the historical study of the ethnic groups in China, especially in Southwest China.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
中国語テキストの内容を正確に理解することのできる語学力・読解力を身につけるとともに,テキストで扱われている歴史的事象・固有名詞などについて調査するための工具書(リファレンス)やインターネット上のツールの基本的な使用法を習得することが目標である。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
春学期の中国民族史演習aに引き続き,中国民族史・雲南地方志に関する中国・台湾で発表された最新の研究をテキストとして選んで輪読し、その内容について討論することにより理解度を深める。中国語の専門書を正確に読解する能力を身につけることが目的のひとつでもあるため、授業においてはテキストの一部の逐語訳を要求する。
あらかじめ割り振った担当部分の段落ごとの要約(レジュメ)を作成し、それにもとづいてテキストの内容について討論を行う。学期末に、自分の作成したレジュメの修正版をレポートとして提出してもらう。

第1回:レジュメ作成担当部分の割り振りをおこない、新規参加者に対して辞書や工具書について紹介する。

第2回~第14回:担当者が提出したレジュメを参考にしつつ,テキストを輪番で読み,口頭で日本語訳を行うとともに,その内容について討論を行う。レジュメを作成した範囲を読み終わるたびに,作成担当者が中心となってレジュメの内容(要約および注釈)について受講者全員で検討する。

第15回:総合討論と総括をおこなう

期末レポートとして,担当部分のレジュメの修正版を提出してもらう。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
基本的な中国語の読解能力および日本語の会話・作文能力を有すること。
前期の中国民族史演習aを承けて行う授業であり、中国語の読解力や中国民族史の基礎知識については、中国民族史演習aで扱った内容を前提とする。後期のみの受講は可能だが、これらの前提を満たさない場合は受講を許可しないこともある。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加(出席および予習の状況)(60%)、および期末レポートの提出(40%)による。
100点満点中60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
彭洪俊『掌土治民:清代雲南行政区劃及行政管理体制演進研究』中国社会科学出版社,2017年。
授業で用いる部分についてはTACTを通じて配付する。
参考書
Reference Book
辞書,工具書(リファレンス)については、初回授業時に概要を紹介するほか、授業中に随時紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
数ページごとに担当者を決めてレジュメ(段落ごとの内容の要約と注釈)を作成してもらう。授業時にはランダムに指名して訳してもらうので、担当部分以外についても予習は必須である。学期末に、自分の作成したレジュメを授業時の議論をふまえて修正したものをレポートとして提出してもらう。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)