学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020303
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本語学P
科目名 【日本語】
Course Title
日本語教育表現研究a(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Japanese Expressions for Teaching Japanese a (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMJE5103J
担当教員 【日本語】
Instructor
杉村 泰 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SUGIMURA Yasushi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
Spring Wed 1
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中高専修・国語
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
日本語教育のための日本語表現研究


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業の目的は日本語の文法と表現を分析するのに必要な知識と能力を身に付けることにある。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the necessary skills and knowledge needed to analyze Japanese grammar and expressions.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では日本語教員として必要な日本語文法・日本語表現の分析力を付けることを目的とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
この授業では日本語文法に関する基礎知識を習得し、類義表現の用法の違いを分析する能力を身につける。対照研究や誤用分析の視点を取り入れることにより、国語(日本語)を外国語の一つとして科学的に分析する技能を身につけ、専門性の高い国語(日本語)教育に応用する技能を養う。

日本語表現を材料にして国語(日本語)教育に有効な教授法について議論し、国語(日本語)教育への応用力を養う。「格助詞」「動詞」「ヴォイス」「テンス・アスペクト」などの文法項目を取り上げ、問題の発見、先行研究の検討、新たな分析の視点の着想、仮説の導入、調査および分析、検証といった一連の分析の流れを身につける。また、受講生それぞれが興味を持つ文法事項について発表し、他の受講生や教員と議論をする。この議論を通して、教員は適宜助言や指摘をしながら日本語文法を分析するための方法や技術について講義する。なお、受講生の人数や特性によって各回の内容を調整する。

1:ガイダンス、日本語の構文的特徴
2:日本語の類義格助詞について
3:日本語の格助詞のイメージについて
4:「言える-言えない」と「使う-使わない」について
5:外国語としての日本語文法研究について
6:学生による発表と討論1
7:学生による発表と討論2
8:学生による発表と討論3
9:学生による発表と討論4
10:学生による発表と討論5
11:学生による発表と討論6
12:学生による発表と討論7
13:学生による発表と討論8
14:学生による発表と討論9
15:学生による発表と討論10
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
aとbを合わせて履修することが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
平常点(授業中の発言・討論)(30%)、担当回の発表(30%)、期末のレポート(40%)
100点満点中60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
なし
参考書
Reference Book
宮島達夫・ 仁田義雄(編)『日本語類義表現の文法(上)』(単文編)くろしお出版
宮島達夫・ 仁田義雄(編)『日本語類義表現の文法(下)』(複文・連文編)くろしお出版
野田尚史『はじめての人の日本語文法』(くろしお出版)
庵功雄『新しい日本語学入門』(スリーエーネットワーク)
森篤嗣・庵功雄(編)『日本語教育文法のための多様なアプローチ』(ひつじ書房)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
この授業では日本語の文法や表現を分析する。そのために日ごろからテレビや会話などの音声言語や、本や新聞などの文字言語を観察し、興味深い表現を収集する習慣を身に着けておくこと。また、「現代日本語書き言葉均衡コーパス」や「茶漉」などのコーパスを利用して、日本語の文法や表現の法則性を読み取る訓練をしておくこと。もちろん、それに必要な言語理論や先行研究の勉強をしておくこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)