授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業では、様々な言語表現を参照しながら、認知言語学についての理解を深める。また、現代日本語の類義語と多義語を取りあげ、具体例に基づきながら分析・考察する。
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The goal of this lecture is to gain a further understanding of cognitive linguistics by referring to various linguistic expressions and analyze synonyms and polysemic words of Japanese. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 授業終了時には、学生が以下の能力を身につけていることを目標とする。 (1)認知言語学および意味論の専門知識を身につけることができる。 (2)意味分析の方法論について理解し、説明できる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本授業は、以下の内容で構成される。
1)~6)諸研究を踏まえて、以下の内容について議論を行う。 ・認知と言語 ・認知言語学の考え方 ・認知言語学の諸概念 -カテゴリー化/プロトタイプ -百科事典的意味/フレーム -ベースとプロファイル/家族的類似性 -二次的活性化 -分析可能性
7)~12)諸研究を踏まえて、以下の内容について議論を行う。 ・現代日本語の意味論について ・類義語分析の方法と実際 ・多義語分析の方法と実際
13)~15) ・クラス発表/討論会
※授業で扱うトピック(教科書の内容)を他の文献から取り上げることもある。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への参加度(20%)、口頭発表(30%)、レポート(50%) ※欠席回数が多いと不可 |
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教科書・テキスト Textbook | | 『日本語の意味研究の新たな扉を開く― 意味分析の方法と実際 ―』、開拓社、李澤熊(2020) ※貸出可能(方法については授業中に説明する) |
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参考書 Reference Book | | 李澤熊(2023)『現代日本語における意図性副詞の意味研究― 認知意味論の観点から ―』、ひつじ書房. 国広哲弥 (1982) 『意味論の方法』、大修館書店. 国広哲弥 (1997) 『理想の国語辞典』、大修館書店. 国広哲弥・柴田武・長嶋善郎・山田進・浅野百合子 (1982) 『ことばの意味3 辞書に書いてないこと』、平凡社. 柴田武・国広哲弥・長嶋善郎・山田進 (1976) 『ことばの意味1 辞書に書いてないこと』、平凡社. 柴田武・国広哲弥・長嶋善郎・山田進・浅野百合子 (1979) 『ことばの意味2 辞書に書いてないこと』、平凡社. 籾山洋介 (2002) 『認知意味論のしくみ』(シリーズ・日本語のしくみを探る)、研究社出版. 籾山洋介 (2021)『〈例解〉日本語の多義語研究 認知言語学の視点から』、大修館書店.
その他の参考文献は、必要に応じて授業中に紹介する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業中取り上げる課題については、事前に参考文献を読んで、予習しておくこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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