学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020507
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
英語文化学P
科目名 【日本語】
Course Title
通時英語学基礎演習b(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Introductory Seminar on Diachronic English Linguistics b (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMEL5107J
担当教員 【日本語】
Instructor
柳 朋宏 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YANAGI Tomohiro ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 2時限
Fall Fri 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
「世界標準語」としての役割を果たしている英語について、その多様性と歴史的変化を結びつけて学び、日常使用している英語の特徴と地域差についての理解を深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The main goal of this course is to enhance the knowledge of the English language through a study of language variation and change. Participants will study some English varieties spoken in British Isles and other areas as well as the origin of the English language and the way of its change and development. At the end of this course students are expected to explain how phonological, morphological and syntactic variation has occurred in English varieties from a panchronic point of view.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この講義を通して、受講生は、さまざまな英語変種における音韻・形態・統語に関する多様性が、英語の歴史的変化と継承の産物であることが理解できるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
講義と演習を組み合わせて、以下の内容を取り上げる。

第01回:オリエンテーション-英語史の概略
第02回:「標準英語」という幻想
第03回:英語の変異と多様性
第04回:世界共通語としての英語
第05回:英語の世界と世界の英語
第06回:ブリテン諸島の英語変種 (1):イングランド北部
第07回:ブリテン諸島の英語変種 (2):イングランド中部
第08回:ブリテン諸島の英語変種 (3):イングランド南部
第09回:ブリテン諸島の英語変種 (4):スコットランド
第10回:ブリテン諸島の英語変種 (5):ウェールズ
第11回:ブリテン諸島の英語変種 (6):アイルランド
第12回:アフリカにおける英語変種
第13回:ヨーロッパにおける英語変種
第14回:アジアにおける英語変種
第15回:まとめと総括テスト


※初回の授業時に授業方法や評価基準等について説明を行うので、受講希望者は必ず出席すること。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
英語学もしくは言語学の基本事項について既習であることが望ましいが、未習であっても構わない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
◎評価方法
小テスト (40%) ・最終テスト (60%) に受講状況を加味して総合的に評価する。100点満点に換算し、60点以上を合格とする。

◎評価基準
・英語の標準変種とさまざまな地域変種の特徴、両者の関係について、歴史的観点から、自分のことばで説明できる。
・授業の内容を踏まえて、「世界共通語」という視点から、自分が学ぶのに最も適した英語について論述できる。
教科書・テキスト
Textbook
使用しない。担当教員が作成したハンドアウトを授業時に配布する。
参考書
Reference Book
里井久輝 (2019)『「世界の英語」リスニング』アルク
嶋田珠巳 (2016)『英語という選択-アイルランドの今』岩波書店
寺澤盾 (2008)『英語の歴史―過去から未来への物語』中公新書.
中尾俊夫 (1989)『英語の歴史』講談社現代新書.
堀田隆一 (2011)『英語史で解きほぐす英語の誤解』中央大学出版部.
本名信行・竹下裕子(編)(2018)『世界の英語・私の英語-多文化共生社会をめざして』桐原書店
柳朋宏 (2019)『英語の歴史をたどる旅』風媒社.
Kachru, Braj B., Yamuna Kachru and Cecil L. Nelson (2009) The Handbook of World Englishes. Wiley-Blackwell, Malden, MA.
Trudgill, Peter and Jean Hannah (2017) International English: A Guide to Varieties of English around the World, 6th ed. Routledge, Oxon.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回新しいことを学ぶ授業なので、復習に力を入れること。
試験前の「詰め込み」は絶対にしてはいけない。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)