学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020906
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
西洋文献学P
科目名 【日本語】
Course Title
ドイツ語圏文化学基礎演習Ⅱb(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Introductory Seminar on German Culture IIb (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGN5106J
担当教員 【日本語】
Instructor
古田 香織 ○
担当教員 【英語】
Instructor
FURUTA Kaori ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
ミュージカル『エリザベート』に学ぶドイツ語・ドイツ語圏文化


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
第1の目的:ドイツ語の能力を高めることである。題材としては、ミュージカル『エリザベート』の歌詞を用い、文法や使われている表現について学んでいく。
第2の目的:ミュージカル『エリザベート』はもちろんフィクションではあるが、時代的な背景や物語の題材は史実に基づいたものであるので、実際の歴史的、文化的背景を確認しつつ、そこに描かれている19世紀〜20世紀のドイツ、オーストリアを中心とするドイツ語圏の歴史、政治や文化、風習などの背景がどのようなものであったのかをミュージカルの中からピックアップして学んでいく。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course, students will develop their ability to use German by reading Lyrics of the musical “Elisabeth”. In addition to improving their language skills, students will learn about the history, cultures and ways of life in the 19th-century in Germany and Austria by watching the musical “Elisabeth”.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
まず、歌詞に見られる文法事項について、初級レベルの文法を身につけ、また、歌詞に出てくる慣用句・熟語や特定の言い回しなどを習得し、それらをベースにドイツ語の運用能力を高めることを目標とする。
また、19世紀〜20世紀のドイツ、オーストリアを中心とするドイツ語圏の歴史、政治や文化、風習などの背景に触れ、知見を深めていくことも目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業では、歌詞の中から文法項目を拾い上げ、文法事項を学ぶ。あくまでも復習(確認)となるので、すでにある程度の文法項目を学習していることが望ましいが、文法事項については初歩的なところから説明していくので、初級レベルの文法が学習してあれば受講に問題はない。
授業では、歌詞を読み解いていくが、上に書いたように、その都度ドイツ語の文法項目を復習し、特有の言い回しなどについても勉強する。また、DVD, CDを適宜、視聴する。
授業形態について:
秋学期の前半の授業では、月曜日3限の「ドイツ語学講義a」及び「ドイツ語圏文化学講義Ⅱ」の授業と組み合わせて第1幕を読み進めていく予定。月曜日3限の授業内容については、あらかじめプリントを配布するので、各自学習して予習を行っておく必要がある。
全体の流れとしては、初回にイントロダクションとして、授業の概要と、日本語版のミュージカル『エリザベート』の第1幕を鑑賞し、おおよその内容を確認する。第2回目〜第7回目は、毎回1〜2のLyricを取り上げ、ドイツ語の学習とその背景について勉強していく。最終的には、ドイツ語の理解の確認をするとともに、授業で学んだ背景をもとに、ドイツ語版のミュージカル『エリザベート』の第1幕を鑑賞して、秋学期前半の授業を終了する。
秋学期の後半の授業でも、月曜日3限の「ドイツ語学講義a」及び「ドイツ語圏文化学講義Ⅱ」の授業と組み合わせて第2幕を読み進めていく予定。月曜日3限の授業内容については、あらかじめプリントを配布するので、各自学習して予習を行っておく必要がある。
全体の流れとしては、初回にイントロダクションとして、日本語版のミュージカル『エリザベート』の第2幕を鑑賞し、おおよその内容を確認する。以降、秋学期の第8回目〜第14回目についても、毎回1〜2のLyricを取り上げ、ドイツ語の学習とその背景について勉強していく。最終的には、ドイツ語の理解の確認をするとともに、授業で学んだ背景をもとに、第15回目にドイツ語版のミュージカル『エリザベート』の第2幕を鑑賞して、全体のまとめをしたのち秋学期前半の授業を終了する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
初級文法程度が理解できることが望ましい。目安としては、Goethe Zertifikat A1-A2(CEFRで定めるところのA1-A2程度)、ドイツ語検定試験4級取得程度。なお資格を取得している必要はない。初級文法を履修済みであれば可。ドイツ語がまったくできない学生は履修できない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
評価は、課題(歌詞の読解)および出欠、授業中の態度、積極的な発言や討論への参加度、レポートなどに基づいて行う。
1) 読解:毎回予習をしてきているかどうか、歌詞について、文法や表現をきちんと理解したかどうか→40%(100点満点で40点)
2)授業:やむを得ない場合を除き授業に出席し、積極的に発言をし、ディスカッショにも参加したかどうか→20%(100点満点で20点)
3) レポート:授業で学んだ事柄について理解でき、さらに発展させてまとめることができているかどうか→40%(100点満点で40点)
4) 以上を基準として評価し、60%(100点満点で60点)以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
当教員が作成したプリントを授業中に配布する。
参考書
Reference Book
必要に応じて授業中に適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回配布されるプリント(歌詞)について各自予習(読解)をしておくこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)。ただし場合によってはオンラインとなることもある。