学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020908
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
西洋文献学P
科目名 【日本語】
Course Title
ドイツ語圏文化学発展演習Ⅱ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar on German Culture II (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGN6108J
担当教員 【日本語】
Instructor
古田 香織 ○
担当教員 【英語】
Instructor
FURUTA Kaori ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 1時限
Fall Tue 1
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
ドイツ語圏文化事情


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
ドイツ語やドイツ語圏の文化に関する論文や研究ノートを読み、色々な角度からドイツ語についての知識を得ること、さらにドイツ語圏文化について、どのような文化現象が見られるのか、またその背景にどのような事情があるのかなどについての知見を深めることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course, students will learn about the language (German) and the cultures in German-speaking countries, in particular Germany and Austria, and a variety of personnal and cultural topics will be introduded.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
ドイツ語やドイツ語圏の文化について書かれている文献の購読を通して、まず、文献を「読む」と言うことに慣れ、文献読解力を高めていくこと、そしてドイツ語についての知識を習得し、様々な点においてドイツ語力を高めること、さらにドイツ語の文化事情についての知見を深めていくことを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
この授業では特定のテキストを用いず、様々な論文や研究ノートを読み進めていく。
授業は以下のように進めていく。

1)まず、初回の授業では、この授業についてのオリエンテーションを行う。授業の進め方、評価の仕方、プリントの配布、参考文献等の紹介を行う。また、プロローグとして、“ドイツ語”や“ドイツの文化・社会・歴史”などについて簡単に紹介する。
2)第2回は授業の進め方のモデルとして、論文を一つ取り上げ、講義形式でその論文を読み進めていく。また、第2回目でだいたいこの授業を受講するメンバーが決まるので、ここで、後半の演習(発表)での担当者とコメンテーターを割り振り、順序を決める。
3)第3回〜第14回:論文を発表形式で読んでいく。毎回、受講者はあらかじめ指定された論文を読み、その内容を簡単にまとめておくことが課題となる。授業での発表は、あらかじめ割り振られた担当者がハンドアウトを用いて行い、担当者に前もって指名されたコメンテーターがさらに補足をし、あとは受講生が自由に質問をしたり、問題点を指摘したりしながらディスカッションを行う。
4)最終回には、それぞれの発表をもう一度振り返りながら、論点や問題点について再度ディスカッションを行いながら、エピローグとして、購読した論文から学んだ、ドイツ語やドイツ語圏の文化事情をまとめる。最後に、各々が発表した論文について、授業でのディスカッションをふまえつつまとめたものをレポートとして提出してもらう。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
取り上げる論文や研究ノートは主に日本語だが、ドイツ語の基礎的知識が必要となる場合があるので、ドイツ語初級文法は履修済みであり、できれば中級文法以上の学習歴があることが望ましい。(Goethe Zertifikat B1=CEFRで定めるところのB1程度やドイツ語検定試験3級取得以上。ただし、資格の習得は必要ない)。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
評価は、課題(発表・レポート)および出欠、授業中の態度、積極的な発言や討論への参加度に基づいて行う。
1) 発表:論文の理解度、読解の正確さ、ハンドアウトや説明がわかりやすく構成されていたか→40%(100点満点で40点)
2) 授業:やむを得ない場合を除き授業に出席し、論文をきちんと予習して、積極的に発言をし、ディスカッショにも参加したか→30%(100点満点で30点)
3) レポート:論文をきちんと理解し、ディスカッションで得られたポイントも整理できており、わかりやすく書けていたか→30%(100点満点で30点)
4) 以上を基準として評価し、60%(100点満点で60点)以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
当教員が用意したプリント(論文や研究ノートのPDF版)を配布する。
参考書
Reference Book
授業中、必要に応じて適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回配布されるプリントについて各自予習をしておくこと(前もって購読し、指示された用語などについて事前に調べておく)。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)。ただし場合によってはオンラインとなることもある。