学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021215
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋文献学P
科目名 【日本語】
Course Title
中国語中国文学発展演習Ⅱa(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar on Chinese Linguistics and Literature IIa (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCL6115J
担当教員 【日本語】
Instructor
佐野 誠子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SANO Seiko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 4時限
Spring Fri 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
不可
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中高専修・国語
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
中国古典研究法


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
中国古典文学を研究するにあたって、テキスト校訂や類似資料の比較は不可欠のものである。綿密な読みを通して、文字の検討の仕方を学び、より深く漢文資料が読みこなせるようになることを目的とする。
また、その検討の上で論文の論理について吟味し、中国古典文学に関する論文を批判的に読めるようになることを目標とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In studying Chinese classical literature, it is indispensable to compare texts and similar materials. Through careful reading, we will learn how to revision texts, and be able to deeply read Chinese texts.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
修士論文を書くにあたって、テキストの扱い方に習熟する。また、論文の読み方・検討の仕方を習得する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業は『金剛般若経集験記』の講読および学術論文の精読により構成される。

『金剛般若経集験記』は716年唐の孟献忠によって書かれた仏教志怪である。すでに活字本や訳注(未完)も出版されているが、現在みられる限りの写本テキストの校訂を行った上で、改めて読解を行う。


学術論文の精読については、いくつかの中国古典文学の話題を選び、関連する学術論文を精読する。担当者は、論文引用文のテキストや訳の妥当性の検討、論文の内容の要約、議論の妥当性について報告し、全員で議論を行う。
また月に1回程度、主指導学生の研究経過報告会を行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
中国語及び漢文訓読法を習得していることを前提とする。
他専攻の学生で授業内容に興味がある場合は、要相談。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業での発表担当をすること。また、自身の研究テーマに即した内容のレポート作成。60点以上で合格。
教科書・テキスト
Textbook
プリント配布。
参考書
Reference Book
授業中に指示。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
『金剛般若経集験記』の諸本について、きちんとテキストを校訂した上で、語句の意味および用例を調べる。

論文の要約及び言及されている文献について原典にあたり、読解について再検討する。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)