学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021802
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
超域人文学P
科目名 【日本語】
Course Title
日本近現代文化研究Ⅰb(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Modern Japanese Culture Studies Ib (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMJC5102J
担当教員 【日本語】
Instructor
紅野 謙介 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KONO Kensuke ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中高専修・国語
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
小説を読みながら歴史的文化的なコンテクストについて考える方法を学ぶ。小説の出版形態や、発表媒体、ジャンル・先行テクストとの関係、読者の受容、挿絵や演劇・映画化による変換など。具体的には中里介山の『大菩薩峠』を例にどのように分析するかを試す。どのような視角が自分の研究スタイルに合うかを考えてほしい。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this class, you will learn how to think about historical and cultural contexts while reading novels. You will also learn about the publishing format of novels, the media they are published in, their relationship to genres and previous texts, their reader reception, and the transformation of novels through illustrations, plays, and films. Specifically, you will try to analyze Kaizan Nakazato's "Daibosatsu Toge" as an example. Please consider what perspective suits your research style.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
文学を歴史的文化的な条件のもとで考えるための方法と分析能力を得ることを目標とする。授業の形式はまず講義を中心にしながら、ディスカッションを組み合わせて行う。できるかぎり事前に資料を配布する。それを読んで感想や意見を言うことから始めるので、問題となる点や問題として深掘りできる点を見出す能力を身につけたい。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
中里介山「大菩薩峠」を対象に、さまざまなアプローチとその方法をあげて分析する。
第1回 ガイダンス(「大菩薩峠」についての説明)
第2回~第4回 発表媒体や出版形態から何を考えるか
第5回〜第8回 ジャンルや先行テクストとの関係をどう考えるか
第9回〜第12回 挿絵や演劇化を通してテクストは誰のものと考えるべきか
第13回〜第14回 読者の受容やベストセラー、映画化の意義をどう考えるか
第15回 まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
条件はとくにない。事前に配布した資料は必ず読むこと。議論に積極的に参加することが望まれる。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
参加度(ディスカッションを含む)40%、期末レポート60%。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
授業1回目に示す。
参考書
Reference Book
授業中に指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
配布資料を熟読して、自分の感想・意見をまとめておいてください。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
11月11日、25日、12月2日、16日開講。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり)