授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業では、①文献購読、②前年度提出された修士論文の批判的検討、③参加者それぞれの研究発表を通じ、修士論文執筆のために必要な諸点(テーマ選択、問題意識の構成、先行研究のレビュー、調査と資料収集、データ分析とその射程の限定など)を確認する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this seminar course, students will acquire advanced knowledge and method on writing a master's thesis in the social sciences or humanities. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 社会科学/人文学分野に広く共通する、修士論文を執筆するための総合的基礎力を習得する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この授業は次の3つの柱から構成される。
1 研究の基礎を論じた上野千鶴子の『情報生産者になる』(筑摩書房 2018年)を読み議論する。
2 前年度に人文学研究科に提出された修士論文を何点か選び、その批判的検討を行う。テーマ選択、問題意識の構成、先行研究のレビューと方法論、調査と資料収集、データ分析と、研究の射程などの諸点について、先輩たちの修論を検証し、それを参加者各自の研究と将来の修士論文執筆に役立てる。(文化動態学分野に提出された論文を念頭においているが、希望があれば、他分野に提出された論文でも可。)
3 参加者各自がその研究についての発表を行い、議論を通じて研究を発展させる。
初回授業は日程の調整にあてる。参加者の関心や都合を考慮しつつ、文献購読と修士論文検証の時期、参加者の発表の日程全体を調整する。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | テーマに関心のある方であれば専門に関係なく受講可能。 講読の際には、テキストを前もって熟読し、議論に積極的に参加する必要がある。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 毎回の授業での議論と、授業での発表内容とを総合的に判断する。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 上野千鶴子『情報生産者になる』筑摩書房 2018年. |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講読については、必ず文献を自宅で読み込んだ上で授業に出席する必要がある。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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