学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2022003
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
超域人文学P
科目名 【日本語】
Course Title
ジェンダー学発展演習(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar in Gender Studies (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGS6103J
担当教員 【日本語】
Instructor
新井 美佐子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ARAI Misako ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
国内外の様々な事象や文献からジェンダー研究の大要を掴む。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the foundations of gender studies.
It also enhances the development of students’ basic skill in research; grasping the outlines of research subjects and discussing.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・国内外の様々な事象にジェンダー視点から接近し、そこにおける問題点を理解する。
・文献の講読、レジュメ作成、ディスカッションへの参加を通じ、論文を書く、意見を交わすといった研究活動の基礎を修得する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
ジェンダー視点の不足を認識し、その導入を試み始めた学問領域は少なくない。例えば経済学では、1990年代に入ってようやく、いわゆる主流派、非主流派の双方において上記のような動きが活発化した(「フェミニスト経済学」の登場)。本授業では、主に社会科学におけるこうした学問的発展の成果を文献講読から学ぶ。
毎回の流れは以下の通り。
1.ジェンダーに関する時事についての簡単な意見交換。
あるいは、教員や受講者が参加した関連学会・研究会等の紹介。
2. 報告者による講読文献のまとめ(要レジュメ)。
3. 用語・内容等に関する質疑応答や解説。
4. 報告者あるいは受講者が提示したディスカッション・トピックについて議論。 
レジュメには、単に講読文献からの抜書きを羅列するのではなく、講読文献の構成や内容が明瞭に捉えられるよう工夫を凝らして欲しい。またディスカッション・トピックの提示に際しては、講読文献の内容を補足あるいは発展させるようなデータや文献、資料を添付するなどしても構わない(むしろ望ましい)。これらの作業は、テーマに関わらず、「論文を書く」―既存研究の不足点あるいは批判すべき点を見出し、問題として設定し、適切な方法と過不足なく明確な論述によって解を示す―ための訓練の一つとなろう。
ジェンダーと関わる事象は非常に多く、本授業でその全てを検討することは無論不可能であるが、それらの多くが様々に関わりあっているということを常に念頭に置き、広い視野を確保して頂きたい。本授業を通じて、ジェンダー研究が、女性(とりわけ、いわゆる「働く女性」)のみの利益を追求・主張するものでは決してないことが理解されると思う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
使用言語は日本語である(This course will be taught in Japanese)。
専門分野を問わず、また単位が不要であっても、関心や意欲のある学生の真摯な受講・聴講は大いに歓迎する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
毎回のディスカッションへの参加度(50点)、ならびに報告担当時のレジュメ/ディスカッション・トピックの内容(50点)で評価し、計60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
初講で提示する。
参考書
Reference Book
授業中に適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講読文献の予習(精読)および報告準備。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業に関する連絡は原則TACTで行うので、留意すること。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)