授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 日本近現代史研究のなかからいくつかの特徴的な素材を選び出し、当該分野における研究の最先端を学ぶ。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | We will present our cutting-edge research from the materials of modern and contemporary history of Japan. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | テーマを絞り込みながら最先端の研究状況に接することができる。そうした最新の研究状況に触れることを通じて研究の進め方、文献資料の解読、論理的な構成力等々を身につけ、自身の研究課題の設定に視することができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回~第7回は河西秀哉が担当し、メディアの検討を通じて、象徴天皇制の形成・展開過程を再検討する。 象徴天皇制研究の変遷についても触れ、日本近現代史研究における天皇制の問題も論じる。 第1回 戦前の天皇制とメディア 第2回 敗戦後の協同 第3回 皇太子外遊 第4回 ミッチー・ブーム 第5回 テレビの時代の象徴天皇制 第6回 昭和の「自粛」 第7回 いわゆる「平成流」をめぐって
第8回~第14回は加藤真生が担当し、近現代日本における軍陣医学・軍陣衛生学に関する諸問題について取り上げる。 海外の研究成果もふまえ、国際的な視点から分析し、軍陣医学・軍陣衛生学という領域から近代日本の帝国化を検討する。 第8回 日本近現代史研究における軍隊と医療のかかわりを巡る研究動向 第9回 軍陣医学・軍陣衛生学をめぐる国際動向 第10回 軍医になる、軍医を養成する、軍医組織を作る‐日本社会における新たな専門職をめぐる動向 第11回 2つの分析方法から見る日清戦争の感染症問題 第12回 植民地医学の形成と陸軍‐マラリアを事例に 第13回 東アジアにおける国際交流の場としての清国 第14回 軍陣医学・軍陣衛生学の帝国間関係への参入と研究展望‐20世紀以降の戦争を考えるために
第15回は河西・加藤が担当し、講義全体をまとめる。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 毎回の授業時における質疑応答及び討論への参加状況 50% レポート 50% 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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