授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 文化遺産をめぐるさまざまな問題について、歴史学・人類学諸分野の視点や研究方法を学び、綜合的に研究する基礎的な力を養う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The primary aim of this course is to provide the graduate students with basic knowledge on the theory and practice of cultural heritage in the diverse fields of history, archaeology, and anthropology. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 世界の文化遺産をめぐる歴史、現状、保存、修復、未来への継承等の課題について、綜合的に考えるための知識と具体的な研究方法を身につける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 人類が残してきた文化遺産をめぐる諸問題について、歴史学・人類学諸分野の多角的な視点から分析し研究する方法を、具体的な事例に基づきつつ学ぶ。文化遺産学研究の最先端を、オムニバス形式の授業で提示する。それぞれの授業では、主に以下の視点を個別あるいは複合的に取り上げながら授業を進める。
梶原義実「日本における埋蔵文化財行政の現状と課題」 周藤芳幸「文化的記憶としての文化遺産:現代ギリシアの場合」 影山悦子「中央アジアの文化遺産とその「発見」」 「中央アジアの文化遺産の保存修復」 郭 佳寧「聖徳太子をめぐる書物と美術の生成」 「名古屋真福寺大須文庫における聖教の形成と保存」 井上隼多「文化遺産の活用と3D技術:Culpticon(カルプティコン)計画について」 「文化遺産の活用と3D技術:開かれたミュージアムを考える」 佐々木重洋「無形民俗文化財の継承と地域社会」 吉田早悠里「文化遺産と観光」 川本悠紀子「グランド・ツアーとポンペイの発見」 樋口 諒「ビザンティンの教会堂を調べる・記録する・研究する」 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 学期末試験(100%).。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 博物館・美術館の展示参観や、人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター主催のフォーラム等への積極的な参加を期待する。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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