学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2221410
科目名 【日本語】
Course Title
学校心理学Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
School PsychologyⅡ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
鈴木 健一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SUZUKI Kenichi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
心理発達科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
精神分析の歴史や理論、技法について学ぶことにより、学校心理学や精神分析学に関する研究を行う上で必要な考え方、高度な専門的知見、臨床能力を身につけることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with school psychology and psychoanalysis. The aim of this course is to help students acquire the necessary skills, clinical ability and professional knowledge to conduct research in the field of school psychology and psychoanalysis.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
精神分析の理論を用いて、児童・生徒・学生の心の世界にアプローチできるようになる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
To approach the world of the minds of children, students, and students using the theory of psychoanalysis.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1〜4回:精神分析の基本的概念である無意識について、学ぶ。私たちはどれだけ無意識を信用することができるのかについて論じる。5〜8回:精神分析の基本的概念である転移・逆転移と、それを取り扱う技法について学ぶ。二者関係において言葉はコミュニケーションをどのように歪めているのかについて論じる。9〜12回:学校場面や学生相談場面における実践において、どのように精神分析理論を援用させるのかについて学ぶ。子どもや学生の無意識を理解することによって、多面的なアセスメントが可能になることを論じる。13〜15回:精神分析理論を用いた学校心理学や学生相談における優れた研究を紹介し、児童・生徒・学生が呈する心の問題についてどのような理解が成り立つのか、検討をしていく。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
本科目は心理臨床科学領域の大学院生を対象とする。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
毎週ミニレポート50点、精神分析の理論を用いた児童・生徒・学生の理解をテーマとした最終レポート50点で評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
『対人関係精神分析の心理臨床: わが国における訓練と実践の軌跡』(川畑直人監修、誠信書房、2019年)
参考書
Reference Book
『夢のフロンティア: 夢・思考・言語の二元論を超えて』(ブレッシュナー著、ナカニシヤ出版、2018年)
『心理支援の理論と方法: 心の専門家養成講座4 (心の専門家養成講座 4巻)』(狐塚貴博・田附紘平 (編)、ナカニシヤ出版、2022年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業内容と日常生活をリンクさせながら、授業時間外の生活を精神分析概念で理解しようと試みること。
注意事項
Notice for Students
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
専門的な知識を必要とするため、原則、認めない。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
・教員への質問は、TACT 機能「メッセ ージ」により⾏うこと。
・授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、TACT 機能「メッセージ」により⾏うこと。