授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 心理アセスメントについての基礎的理解をもとに、ロールシャッハ法・知能検査・バウムテスト・DAMを中心に臨床心理査定を実施し、適切なフィードバックのあり方を知る。相談室および学外実習で実施した心理検査事例をもとに検討を行い、支援につながるアセスメントの在り方について理解を深めていく。こうした活動を通して,問題解決のためにクライエントや関係者と協同的に取り組む能力を修得することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this study is to conduct clinical psychological assessment and to know how to provide appropriate feedback to others. Based on the cases conducted in consultation rooms and off-campus training. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 前期で担当した心理検査についての報告を行うとともに、受講生自身が検査を担当した心理査定事例を発表し、全員で討議をする。結果から何を読み取るか/どのように記述するか/援助にどう活かすのか、を考え適切な実施とフィードバックができる力をつける。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 実習の進捗状況によって講義内容の変更や、1.2限での実施がある。
前半は臨床心理学的アセスメントについての理解を深め、
後半は受講生が一人ずつ事例を発表するかたちで全体のディスカッションを行っていく。
事例検討は下記のようにすすめていく。
① クライエントについての事前情報を収集する
② 実施場所や手順・検査用具について把握をする
③ 検査実施日が決まった段階で、TAおよび担当教員に連絡する。
④ 実施当日クライエントの概略を再度確認し、環境を事前に整える、
実施後、整理整頓をし、記録用紙は個人情報に注意して扱う
⑤ 記録の整理とスコアリングTAにアポイントメントをとり、スコアリングと報告書のチェックを受ける
⑥ 授業前日までに資料(ローデータと性別・年齢の記載のみ)を相談室のレターボックスを利用して受講生全員に配布
⑦ 授業当日発表者からプレゼンのあと全員でディスカッションを行う発表者はローデータ資料とは別に、当日資料(事例概要・検査状況・所見レポート)を用意すること。
主な検討点は下記である
① 迷ったスコアリングについての確認
② プロフィールの分析
③ 質的な分析
④ 人物像の検討・検査結果を援助にどう結び付けるかのディスカッション
⑤ フィードバック資料の作成の要点の確認 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への出席状況、講義での報告内容と討論参加状況(50%)、および学期末に課せられるレポート(50%)により総合的に評価する。それぞれについてC評定(60点以上)を合格要件とする |
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教科書・テキスト Textbook | | 松本真理子・森田美弥子編 臨床心理学実践の基礎その3 心理アセスメント ナカニシヤ出版 2019 |
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参考書 Reference Book | | 辻井正次監修 発達障害児者支援のアセスメントのガイドライン 金子書房 2014
一般財団法人特別支援教育士資格認定協会特別支援教育の理論と実践 Ⅰ概論とアセスメント 金剛出版 2012
高橋依子・津川律子 臨床心理検査バッテリーの実際 遠見書房 2015
竹内健児編 事例でわかる心理検査の伝え方・活かし方 金剛出版 2009
*その他 授業の中で適宜紹介する |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 心理臨床研究実習でおこなった心理検査、および、心理検査の実施が予定されていない機関への実習が予定されている院生の相談室で実施した心理検査についてTAにチェックを受けたうえで、ローデータ、事例概要、フィードバック資料を準備して授業に臨むこと。また受講生には1週間前までにローデータ配布すること。発表者以外は、配布されたローデータから解釈、支援法まで検討をしてから講義に臨むこと。 |
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注意事項 Notice for Students | | 事例を扱うため、データの取り扱いについては十分注意をすること。講義内であらためて説明をするので、意識して取り扱いをするようにすること。 |
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他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否 Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 感染等でやむなく欠席する場合、講義形態の場合のみオンライン対応を行う。事例検討については対面のみでの開講とする。 |
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