学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2210621
科目名 【日本語】
Course Title
高等教育学研究Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Higher EducationⅡ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
安部 有紀子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ABE Yukiko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 6時限
Fall Wed 6
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
教育科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本授業では、実際のケースを用いて、大学教育における学生の学修を促進するためのカリキュラム、教育プログラム、学習支援について、その開発や課題を取り上げます。前半では、ケースの理解に必要なカリキュラム編成や運用に関わる知識を学びます。後半は、大学教育マネジメントの戦略の立て方や、組織や協働、質保証の問題等について、ディスカッションをもとに、実際のケースを掘り下げていきます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course, we will understand the curriculum development and issues of curriculum, educational programs, and student learning assistants with a real case in higher education, The first, we will learn about knowledge of curriculum development and practices required for understanding the case. Second, we will discuss managing an educational strategy, organizations, collaborations, and quality assurances based on students' presentations.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.大学カリキュラムの構成要素について、それぞれの論点をわかりやすく他者に説明することができる
2.カリキュラムや教育プログラムの戦略計画を考える際の留意点を3つ以上、他者に説明することができる
3.カリキュラムや教育プログラム開発のプロセスと課題を具体例用いて記述することができるようになる
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
When you have completed this course successfully, you will have the following skills;
1. Students will be able to explain clearly each component of the curriculum at colleges and universities.
2. Students will be able to explain at least three points to consider when developing a strategic plan for a curriculum or educational program.
3. Students will be able to describe the process and issues of developing curriculum and educational programming using a case.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本授業は受講者による報告を中心に、教員による講義およびディスカッションを組み合わせて行っていきます。本授業の構成は以下の通りです。

1.授業ガイダンス(自己紹介、詳細シラバス・課題の確認)
2.大学のカリキュラムとは何か?
3.米国大学のカリキュラムの変遷
4.ディスカッション「一般教育と専門教育の統合を妨げる要因とは何か?」
5.ケース検討①リベラルアーツカレッジのカリキュラム
6.カリキュラムの編成とその問題
7.ケース検討②共通教育のカリキュラム改革
8.ケース検討②解説
9.カリキュラムの統合と接続
10.カリキュラムの評価
11.ケース検討③カリキュラムの問題はどこにあるか?
12.ケース検討③解説
13.報告会のケース選定
14.最終報告会①カリキュラムの構成と問題
15.最終報告会②カリキュラムの構成と問題、全体のふりかえり
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
中間報告・最終報告の達成度(30%)、授業内のディスカッションへの参加(30%)、レポート試験(40%)の達成状況に基づいて総合的に評価します。なお、60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
授業内で適宜指示します。
参考書
Reference Book
授業内で適宜指示します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
本授業では、個人・グループで大学の教育制度やカリキュラムに関するケーススタディのための情報収集や、報告の準備が必要となります。また、各回授業の準備として、指定された文献の読み込み、および論点を整理することが必要です。詳細な課外学習の内容は初回授業で説明します。
注意事項
Notice for Students
授業で扱うワークの内容によっては、日程を調整する可能性があります。具体的なスケジュールについては初回授業で受講生と相談して決めます。初回授業に参加できない場合は、必ず事前に教員まで連絡をし、指示を受けてください。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対⾯・オンライン(Zoom)を併⽤します。連絡、質問への回答、資料の共有はSlackを用います。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)