学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2210622
科目名 【日本語】
Course Title
高等教育学研究Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Higher EducationⅡ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
丸山 和昭 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MARUYAMA Kazuaki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 7時限
Fall Mon 7
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
教育科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、「専門職と組織のケース・スタディ」をテーマに、国内外の学術誌に掲載されたケース・スタディ論文を検討します(今回の授業では、特に、組織論・経営学の分野での近年の研究成果に注目します)。論文の検討を通じて、専門職論と組織論の基本的な理論・概念と、ケース・スタディの進め方・活かし方について学ぶことが目的です。また、授業内での議論を通じて、専門職論や組織論の理論・概念を高等教育の問題に適用する方向性について考えを深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this class, we will examine case study articles published in national and international journals under the theme of "Case Studies of Professions and Organizations" (in this class, we will pay particular attention to recent research results in the fields of organization theory and management studies). Through the examination of the articles, the objective is to learn about the basic theories and concepts of professionalism and organizational theory, and how to proceed with and utilize case studies. In addition, through in-class discussions, students will deepen their thinking about the direction of applying the theories and concepts of professional and organizational theory to problems in higher education.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
(1)専門職論と組織論の基本的な理論・概念についての知識を得る。
(2)ケース・スタディの進め方、活かし方についての基本的な知識を得る。
(3)専門職論や組織論を高等教育に適用する方向性について、議論を通じて考えを深める。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
(1) To gain knowledge of the basic theories and concepts of professionalism and organizational theory.
(2) To acquire basic knowledge on how to conduct and utilize case studies.
(3) To deepen the idea of the direction of applying professional and organizational theories to higher education through discussion.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
以下のトピックは変更の可能性があります。詳細は第1回目の講義時に説明します。

・オリエンテーション:なぜ「専門職と組織のケース・スタディ」に注目するのか

・基礎知識を学ぶ①:組織論の基本的な理論と概念
・基礎知識を学ぶ②:専門職論の基本的な理論と概念
・基礎知識を学ぶ③:ケース・スタディの進め方・活かし方

・専門職と組織のケーススタディ(国内編)①~④
→国内の組織論・経営学の分野の学術誌に掲載されたケース・スタディ論文を検討します。また、各ケース・スタディ論文の知見を高等教育の問題に適用する方向性についてディスカッションを行います。

・専門職と組織のケーススタディ(国外編)①~④
→専門職と組織の問題を扱った国外の専門誌『Journal of Professions and Organization』に掲載されたケース・スタディ論文を検討します。また、各ケース・スタディ論文の知見を高等教育の問題に適用する方向性についてディスカッションを行います。

・受講生によるケース・スタディの発表①~③

※受講生によるケース・スタディについては、各自の関心のあるテーマに基づいて、大学関係者を対象にした予備調査(インタビュー等)を授業外の活動として行い、その成果を授業内で発表してもらうことを想定しています。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要しません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
100点満点で、「授業での議論への参加」50点、「受講生によるケース・スタディ」50点で配分し、合計で60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は指定しません。毎回の授業で講義資料を配付します。
参考書
Reference Book
中島英博、2019、『大学教職員のための大学組織論入門』、ナカニシヤ出版
西村健、2018、『プロフェッショナル労働市場』、ミネルヴァ書房
三輪卓己、2021、『ミドル&シニアのキャリア発達』、中央経済社
三輪卓己、2015、『知識労働者の人的資源管理』、中央経済社
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業において必要となる資料の読み込みや、資料の作成が、課外学習として必要になります。詳細な課外学習の内容は、授業の際に示します。
注意事項
Notice for Students
受講者の関⼼や授業の進捗に応じて、授業の内容とスケジュールを調整します。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対⾯・遠隔(同時双方向型)の併⽤とします。 遠隔授業はZoomで行います。連絡、質問への回答、資料の共有はSlackを用いて行います。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)