学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2211370
科目名 【日本語】
Course Title
教育方法学Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Methods of Education Ⅱ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
坂本 將暢 ○ 柴田 好章
担当教員 【英語】
Instructor
SAKAMOTO Masanobu ○ SHIBATA Yoshiaki
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 2時限
Fall Thu 2
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
教育科学専攻 高度専門職業人養成コース・教育マネジメントコース
必修・選択
Required / Selected


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
教育方法学における授業分析に関する理論と方法の学習をとおして、専門的知識のほかに、教育方法実習での研究授業の観察・記録の方法や、分析の方法を学ぶ。これらから、高度な研究遂行能力と研究指導力を習得することを目的とする。併せて、分析対象授業に応じて、教育方法学、教科教育論、学習理論等の文献研究を行う。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course covers the theory and method of the lesson analysis. The practice of observation, data collection, and data analysis will give the opportunity to develop research skills.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、次の知識や技能を身につけることを目標とする。
・データ解析に関する基本的・発展的な知識および技能を身につける。
・データに基づく論理を展開する高度な思考力を身につける。
・分析結果を可視化する高度な技能を身につける。
・先行研究と関連づけながら結果を考察し、授業諸要因の関連構造を明らかにする高度な研究能力を身につける。
・学部生と共に授業分析を行い、研究指導力の基礎を身につける。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回:教育研究実習の振り返り・記録の整理 1
第2回:教育研究実習の振り返り・記録の整理 2
第3回:教育研究実習の振り返り・記録の整理 3
第4回:教育研究実習の振り返り・記録の整理 4
第5回:授業分析1 ~分節わけ・分節の構造化~
第6回:グループによる討論1 ~分節わけから得られる知見~
第7回:授業分析2 ~教師と子どもの発言量~
第8回:授業分析3 ~特徴的な語の出現頻度~
第9回:グループによる討論2 ~語の出現から得られる知見~
第10回:分析・考察テーマの決定
第11回:先行研究の文献調査1 〜教育方法学・学習理論〜
第12回:先行研究の文献調査2 〜教科教育論〜
第13回:グループによる討論3 ~第1次レポートの作成~
第14回:中間発表会1 ~第1次レポートの発表~
第15回:中間発表会2 ~第1次レポートの発表~
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
教育方法学講義II(学部・春学期木1)、教育方法学I(春学期木2)、教育方法臨床研究実習をあわせて履修すること。本授業だけの受講は認めない。ただし、休学・留学・その他やむを得ない理由がある場合は、代替措置を講じることがあるので、第1回の授業時(事前も可)において申し出ること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)本授業では、授業内外の課題の達成度を評価する。いかなる理由であれ、授業の全体の3分の2に出席が満たない場合は評価の対象としない。
(評価の観点)・授業分析手法の修得(20%)。・授業分析手法の適切な適用(30%)。分析結果の妥当な解釈(30%)・先行研究と関連づけた考察の深まり(20%)。
(評価の基準)総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
・的場正美・柴田好章(編)「授業研究と授業の創造」渓水社
参考書
Reference Book
・日本教育方法学会(編)「教育方法学研究ハンドブック」学文社
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業内で指示する。
注意事項
Notice for Students
・グループワークを行う。
・授業時間外に、授業記録の整理・分析の作業を行うことがある。
・なお、この授業は、学部の演習と合同で実施し、学部生と共に授業分析の研究活動を行うが、大学院授業としての目的・達成目標は、学部授業より高度に設定しているので、注意すること(高度な研究遂行能力・研究指導力)。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)