学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2211552
科目名 【日本語】
Course Title
高等教育経営論
科目名 【英語】
Course Title
Management of Higher Education
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
加藤 真紀 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KATO Maki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 5時限
Fall Tue 5
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
教育科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本授業では、高等教育の国際化をソフトパワーや知識外交および地政学的観点から理解し、高等教育の国際化が国際関係(IR)に与える影響についての先導的な学術成果や解釈を学びます。さらにこれらに関係するテーマを学術的に探究する際に、興味深いリサーチクエスチョンを設定するための理解を深めます。そして、関連する論文や書籍を読み合わせや、演習を通じた参加者の学び合いから、自身の研究を批判的に省察しつつ探究し続ける姿勢を身につけます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this class, students will learn the internationalization of higher education (IHE) from soft power, knowledge diplomacy, and geopolitical perspectives. Students will also learn about leading scholarship and interpretations of the impact of IHE on international relations (IR). They will also deepen their understanding of how to formulate interesting research questions for further academic exploration of these related topics. Through reading related articles and books together and learning from each other through exercises, participants will acquire the attitude to continue to explore while critically reflecting on their own research.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業を通じて、履修生は以下ができるようになることを目標とします
・高等教育の国際化が有する多様な側面のうち、ソフトパワーや知識外交および地政学的観点を説明する
・国際関係(IR)に与えるIHEの影響を説明する
・社会科学分野の研究におけるリサーチクエスチョンの設計を説明する
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Through this course, students should be able to
-Explain soft power and geopolitical perspectives among the various aspects of IHE
-Explain the impact of IHE on IR
-Explain the design of research questions in social science research
授業の内容や構成
Course Content / Plan
次のような構成を予定しています。
詳細なシラバスは授業初回に配布します。`

前半:
・オリエンテーション:詳細なシラバスを配布し、演習の方法を説明します。
 リサーチクエスチョンをめぐる通説と問題について学びます

・国際化する高等教育とソフトパワー:主に以下のような内容を含みます。
ソフトパワーと高等教育国際化の歴史
国際パートナーシップの在り方
学生の国際移動と商品化
グローバルコンピテンシーと国家安全保障

後半:
・国際関係におけるIHEの役割
 文化・科学・教育外交と大学
 知識外交の課題

演習:
受講生が設定した、もしくは先行研究におけるリサーチクエスチョンについて領域における位置づけ等をクラスで共有し議論します。

まとめ:
授業をふりかえり、総括します。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は特にありません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
100点満点で、「授業への参加」50点、「課題発表」50点で配分し、合計で60点以上を合格とします。授業への参加はミニッツペーパー(MP)で評価します。
教科書・テキスト
Textbook
主要テキストは主に以下2冊程度を予定しますが、受講者の興味関心や授業の進捗に応じて変更する可能性があります。授業で使うテキストは各回の授業1週間前には講義資料(PDF)として配付するので購入する必要はありません。
・U.S. Power in International Higher Education(by Jenny J. Lee)
・Knowledge Diplomacy in International Relations and Higher Education (by Jane Knight)
参考書
Reference Book
参考書・参考資料については授業内で紹介します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業で教員が指示する資料(リーディングス)を事前に読むこと、自ら調べて資料を読み自身で資料を作成することなどが、課外学習として必要になります。詳細な内容は授業の際に示します。
注意事項
Notice for Students
受講者の興味関心や授業の進捗に応じて、授業の内容とスケジュールを調整することがあります。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面・遠隔(同時双方向型)を併用しハイフレックス型の授業としますが、オンラインだけの回があるなど、状況により変更します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)