学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2222020
科目名 【日本語】
Course Title
事例研究Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Case StudiesⅡ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
全教員 ○ 狐塚 貴博
担当教員 【英語】
Instructor
○ KOZUKA Takahiro
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
心理危機マネジメントコース(心理発達科学専攻)
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
自分自身の関与している心理危機事例、あるいは典型事例についての学びを通して、心理危機に関する研究を行う上で必要な考え方、高度な専門的知見、ならびにリサーチスキルを身に着けることを目的とする。さらに、心理危機に関する事例検討を通して、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる能力を育む。事例については、概要(発生場所、日時、発生に至る経緯など)、詳細(背景要因、経過など)、補足データ(関連情報)、社会への影響(当事者数、心理的被害評価、損失、社会的影響など)を整理し、経過の分析を行う。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with case studies on psychological crisis. The aim of this course is to help students acquire the necessary skills and professional knowledge to conduct research in the field of psychological crisis. It also enhances the development of students’ ability to contribute to the harmonious development and well-being of humanity and society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、終了時に学生が以下の能力を身につけていることを目標とする。
・心理危機の重要な用語や概念、理論、方法論を説明できる
・自分自身が関与している心理危機事例、あるいは典型事例を心理危機の観点から、記述、説明できる
・実際の心理危機状況の対処に心理危機の理論や方法論を応用できる
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
By the end of the course, students should be able to do the following:
・Explain major terms, methods and theories,
・Describe and explain the case from the viewpoint of the psychological crisis,
・Apply theories or methods to real psychological crisis situations.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
受講者は、心理危機に関する国内外の研究や事例をまとめ発表する。自分自身が関与する心理危機事例研究をまとめ発表する。それを受けて、受講者全員で議論する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
何らかの形で実際に心理危機マネジメントにかかわる現場を持っていること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
心理危機マネジメントに関する研究の発表内容、授業時の議論への参加によって総合的に評価する。総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
指定しない。必要に応じて授業内で適宜紹介する。
参考書
Reference Book
窪田由紀・森田美弥子・氏家達夫(監)河野荘子・金子一史・清河幸子(編) こころの危機への心理学的アプローチ: 個人・コミュニティ・社会の観点から 金剛出版
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
発表テーマと関連する論文を読みまとめる。心理危機事例の概要や背景要因、経過をまとめる。毎回の授業終了後には、授業時の議論を踏まえて、各自の事例を精緻化する。
注意事項
Notice for Students
守秘義務について厳守すること。初回授業時に発表担当を決めるので、必ず参加すること。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対⾯・遠隔(同時双方向)の併⽤。
履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
授業時に、学⽣からの質問の機会や学生同士の意見交換の時間をとる。
授業時間以外の教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により受け付ける。