授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義では、20世紀の朝鮮半島における儒学とナショナリズムについて考察する。とりわけ、儒学の教えを生かしながら、ナショナリズムを受容した思想家の系譜をたどる作業を中心的な内容とする。また、多くの思想家が亡命したのを考慮し、亡命地-主に中国-の思想との交流も取り扱う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This lecture will examine Confucianism and nationalism on the Korean Peninsula in the 20th century. In particular, the main content will be tracing the genealogy of thinkers who embraced nationalism while making use of the teachings of Confucianism. Considering that many thinkers have fled into exile, the book also deals with exchanges with ideas from the places of exile, primarily China. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 1.韓国の儒学とナショナリズムの複雑な関係性に関して理解する。
2.東アジアの思想連鎖に関する実証的な知見を獲得する。
3.グローバルヒストリや東アジア地域のコンテキストにおける韓国政治思想史の位置づけについて参加者なりの観点を獲得する。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 代表的な思想家の思想をたどることで韓国の儒学とナショナリズムの系譜を形成していく。李沂、柳麟錫、申采浩、李會榮、趙素昻等を主な対象となる。各々の思想家について、研究書や論文を読んだうえ、一次史料を輪読する。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 韓国語の史料と論文が読める程度の韓国語能力を備えていること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点による(100%)。毎回の講義でにおける報告や討論において、テーマに対する理解と批判のレベルを確認し、成績評価の材料とする。それぞれのコースの論文執筆に使える程度の理解・批判になっているかを合格の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 講義の際に、受講者との協議によってテキストを決める。 |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義での報告や討論のために、指定のテキストを事前に読むことが要求される。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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