学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経・博前
時間割コード
Registration Code
2411105
科目名 【日本語】
Course Title
上級計量経済Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Econometrics Ⅰ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
ECOET5311B
担当教員 【日本語】
Instracter's belongs
篠田 和彦 ○
担当教員 【英語】
Instracter's belongs
SHINODA Kazuhiko ○
担当教員配属【日本語】
Instracter's belongs
担当教員配属【英語】
Instracter's belongs
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 2時限
Spring Thu 2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この講義の目的は、計量経済学における基礎的な分析手法である回帰分析の仕組みや考え方を理解することである。具体的には、最小二乗推定量の定義や性質に加え、仮説検定の方法を主に数理的な側面から学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this lecture is to understand the mechanisms and concepts of regression analysis, a fundamental analytical method in econometrics. Specifically, it involves learning about the definition and properties of the least squares estimator, as well as methods of hypothesis testing, primarily from a mathematical perspective.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
- 最小二乗法の考え方を理解し、推定量を導出できる。
- 最小二乗推定量の代数的および漸近的性質に加え、それらが成り立つための前提条件を理解する。
- 最小二乗推定量に対する仮説検定の考え方を理解し、検定統計量を計算できる。
- 最小二乗推定量に対する仮説検定の結果を正しく解釈できる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. イントロダクション
2. 条件付き期待値による予測
3. 線形回帰モデル
4. 回帰パラメータの解釈
5. 最小二乗推定量の導出
6. 重要な行列
7. 最小二乗推定量の代数的性質
8. 最小二乗推定量の不偏性・有効性
9. 最小二乗推定量の分散の推定
10. Normal Regressionモデル
11. Normal Regressionにおける仮説検定・信頼区間
12. 最小二乗推定量の漸近的性質
13. 一般の回帰モデルにおける仮説検定・信頼区間
14. 仮説検定に関する発展的内容
15. まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は特に課さないが、初等統計学や線形代数の知識・スキルを前提として講義を進める。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
毎回の小テスト(30%)と期末課題(70%)で評価する。【授業の達成目標】に記載した内容の理解・修得が合格の基準となる。履修取り下げ制度は採用しない。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
教科書は指定せず、毎回スライドを配布する。必要に応じて参考文献を紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各講義の復習・小テストに取り組むこと。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour
NUCTのメッセージで受け付ける。または事前に日時を調整すれば、対面での対応も可能。