授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義は計量経済学の理論的な側面について学習を行い,研究能力を強化することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this course is to enhance research ability by learning econometric methods. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 計量経済学において用いられる線形回帰モデルについて,内生性が存在する場合の手法について,その意義と,理論的な性質を理解できるようになることが目標である。理解が求められるトピックとしては以下となる。
・OLSに関する漸近理論を理解し,説明できるようになる。
・操作変数を用いた手法とその理論的性質を理解する。
・一般化モーメント法(GMM)について理解する。
・パネルデータ分析について理解する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 Introduction
2 Regression Analysis 回帰分析の基礎概念
3 Ordinary Least Squares 最小二乗法
4 Asymptotic Theory 漸近理論の基礎概念
5 Instrumental Variables 操作変数法
6 Additional Single-Equation Topics OLS, 2SLSに関するトピック
7 System of Equations 複数の方程式を用いたOLS,GLS
8 Generalized methods of moments 1
一般化モーメント法1
9 Generalized methods of moments 2
一般化モーメント法2
10 Generalized methods of moments 2
一般化モーメント法3
11 Panel Data Models 1 パネルデータ分析1
12 Panel Data Models 2 パネルデータ分析2
13 Panel Data Models 2 パネルデータ分析3
14 応用研究に関するトピック Topics in Applied Econometrics
15 Summary |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 上級計量経済Ⅰの履修が望ましいが、未履修でも受講可能。
学部レベルの統計学と計量経済学の知識があることが望ましい。入門程度の線形代数と微積分に慣れていること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 中間課題(40%)および期末課題(60%)で評価する。
期末課題の提出は単位取得に必須である。 |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 講義資料をTACT上で配布する。
参考書として
Hansen, B. (2022). Econometrics. Princeton University Press.
Wooldridge, J. M. (2011) Econometric Analysis of Cross Section and Panel Data, 2nd ed., MIT Press.
を用いる予定。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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注意事項 Notice for Students | | This course will be taught in Japanese language.
本講義は日本語で行われる予定である。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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質問への対応方法 Office hour | | TACT上のメッセージ機能やメールでの質問を受け付けるほか,アポイントメントを取ってもらった上で対面およびZoom上で質問を受け付ける。 |
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