授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 世の中には,良い論文(科学的な論文)と悪い論文(科学的とはいえない論文)が存在する.何が良い論文であるかは,悪い論文を大量に読むことによってしか理解され得ないものである.そこで本講義では,主として定量的な学術論文を,訓練を積んだ研究者(教員)がどのような観点をもって論文を「良い」「悪い」とみなしているのかについて,実論文の検証作業を通して理解していく.8回から成るPaper Reading and Debateの回においては,毎回2つの論文を熟読した上で,どちらが良い論文と思うか,それは何故かを考えた上で,受講生同士がディベートを戦わせる.以上を通じて,科学的な手続きをもって研究を遂行していくためのスキルの獲得が目指される. |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | It is a hard fact that there exist good papers as well as bad papers. Good papers can only be distinguished by the comparison with a lot of bad papers. The aim of this class is to understand how experienced researchers (i.e., teachers) evaluate papers as good or bad through a verification on real papers. In the eight lessons named “Paper Reading and Debate,” students were asked to read two papers and think which paper is a better one and why in advance and debate. Through the discussion, the students are expected to obtain academic skills to pursue his/her own research in a scientific manner. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・原著論文の統計数字の意味や,分析の技法,読解の要点を掴むコツを習得する.
・原著論文の問題点を発見し,それを反面教師とすることで,優れた論文を書くスキルを身につける |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 ガイダンス(講義方針の相談)
2 社会科学における実証とは
3 社会科学の道具箱
4 Paper Reading and Debate 1
5 Paper Reading and Debate 2
6 Paper Reading and Debate 3
7 Paper Reading and Debate 4
8 振り返り 1
9 Paper Reading and Debate 5
10 Paper Reading and Debate 6
11 Paper Reading and Debate 7
12 Paper Reading and Debate 8
13 振り返り 2
14 良い論文を執筆するには
15 総括
注)受講生の人数や関心を踏まえ,内容を大幅に変更することがある. |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ・統計学の基礎知識,日本語の学術論文を読む力を必要とする.
・実証的研究を行うことに興味のない者の履修は勧めない. |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・ミニレポート(10点×8回)+クラス貢献度(20点)で,60点(論文の良否に関する最低限の理解ができたこと)をもって合格とする.
・履修取り下げ制度を適用しない.Paper Reading and Dabateに3回以上欠席をした者は,理由の如何を問わず「欠席」とする.
・クラス貢献度が不明な者に対しては,別途レポートを課すことがある. |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 教科書・参考書の指定はなし.
必要となる論文はTACTを通じて配布する. |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | ・Paper Reading and Debate では,指定される論文を読解しミニレポートを準備の上,講義に臨むこと. |
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注意事項 Notice for Students | | 【重要】2022年度に,上級経営Ⅰを受講した者は,内容が重複するため履修しないこと。
・講義は日本語で行う(The class will be tahght in Japanese).
・受講生の人数や関心を踏まえ,内容を大幅に変更することがある.
・対面式のため,積極的な発言が望まれる(発言が消極的な者に対しては減点することがある). |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | オンデマンド型の場合、教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、TACT機能「メッセージ」により⾏うこと。
※履修登録後(本通知以後)に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイトで案内します。
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質問への対応方法 Office hour | | |
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