学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
情報・博前
時間割コード
Registration Code
2510017
科目区分
Course Category
主専攻科目
科目名 【日本語】
Course Title
数理論理学特論1
科目名 【英語】
Course Title
Mathematical Logic 1
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
GSI116017J
担当教員 【日本語】
Instructor
吉信 康夫 ○ 木原 貴行
担当教員 【英語】
Instructor
YOSHINOBU Yasuo ○ KIHARA Takayuki
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 月曜日 2時限
Spring1 Mon 2
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style

開講系(学部)・開講専攻(大学院)
Subject
数理情報学専攻
必修・選択
Required / Selected


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
記述集合論とはある程度単純な仕方で定義された実数の集合のもつ望ましい性質について研究する分野である. 記述集合論はその本質において計算可能性理論とも結びついており, 実数の構造を情報学的な観点から理解しようとするものとみることもできる. 本講義では記述集合論の初歩的な内容について学ぶ.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Descriptive set theory studies desirable properties of sets of reals which are defined in reasonably simple ways. It is also combined to the theory of computability in its essence, and it can be seen as a trial to understand the structure of reals from the viewpoint of informatics. In this series of lectures we study some basics of descriptive set theory.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本講義では、記述集合論の初歩的な内容、特にボレル階層や射影階層について理解することを目標とする.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
まず,準備として順序数の理論や位相空間, ルベーグ測度などの必要な数学的理論について触れた後、記述集合論の舞台となるポーランド空間、特にベール空間の定義を学び、その上でボレル集合や解析集合、射影集合などの定義と基本的な性質について学ぶ.

〔計画〕
1. イントロダクション
2. 順序数
3. 位相空間論の復習、ルベーグ測度
4. ポーランド空間、ベール空間
5. ボレル集合
6. 解析集合、射影集合
7. 発展的話題
8. まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポート課題によって評価する. 60%以上を合格とする.
教科書・参考書
Textbook/Reference book
必要に応じて参考資料を配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義内容の理解の助けとするためレポート問題を適宜出題する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面による
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)