授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 太陽恒星活動における様々な現象を磁気流体力学の観点から学ぶことを目的とする。この理解を通して、様々な天体現象への理解を広げることも到達目標とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of the lecture is to learn about various phenomena in the Sun and stars based on magnetohydrodynamics. We will then try to improve our understanding of various astronomical phenomena. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN)) | | 磁気流体力学の基礎理論を学び、それに基づいて様々な太陽恒星現象を理解することができること。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | To learn the basic theory of magnetohydrodynamics and to be able to understand various solar and stellar phenomena. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この講義では以下の通り、磁気流体力学の基礎を学んだ上で太陽・恒星現象の一つ一つの現在の理解を概観する。
1. 太陽・恒星現象についてのイントロダクション、観測事実の概観する。 2. 磁気流体力学の基礎:方程式の導出、その性質の理解をする。 3. 恒星の進化と構造:恒星はどのように進化し、どのような内部構造を持っているのかを理解する。 4. 乱流と大規模流れ形成:乱流から大規模な流れを生成するメカニズムを理解する。 5. ダイナモと周期活動:太陽・恒星内部で起こっている磁場生成とその発現としての周期活動の物理を理解する。 6. 磁気リコネクションとフレア:磁場リコネクションの理論とその発現としてのフレアの物理を理解する。 7. コロナ加熱:太陽恒星上空に存在する高温大気の維持機構を理解する。 8. 太陽・恒星風:太陽恒星から噴き出すプラズマ流(恒星風)の物理機構を理解する。 |
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履修条件 Course Prerequisites | | 電磁気学の基礎(マクスウェル方程式まで)の基礎を習得していること。この科目は、日本語もしくは英語で実施されます。 |
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関連する科目 Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 試験によって成績評価をする。宇宙プラズマに関する基礎的な知識を獲得することを合格の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | - 宇宙流体力学 坂下志郎、池内了(倍風館) - 太陽(シリーズ現代の天文学) 桜井隆、小島正宣、柴田一成(日本評論社) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 配布される講義資料をよく読み、自分で理解できるようになるまで咀嚼すること。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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他学科聴講の可否 Propriety of Other department student's attendance | | |
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他学科聴講の条件 Conditions of Other department student's attendance | | |
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レベル Level | | |
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キーワード Keyword | | |
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履修の際のアドバイス Advice | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面開催を基本とする。遠隔講義が発生することがある。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 遠隔講義はZOOMで実施し、講義内容の録画をオンデマンドで視聴できるようにする。講義の受講方法については、第1回に詳しく説明する。 |
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