授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 宇宙地球環境を一つのシステムとしてとらえ、人類の生存基盤である大気水圏環境を俯瞰し理解することが本講義の目的である。本講義は、受講生が自分の専門分野以外の事象や研究についても興味を抱き、自らが進める研究の位置づけと意義を考える場を提供するものである。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This lecture focuses on the Space-Sun-Earth environment as a seamless system. It helps students to understand dynamics of Space-Sun-Earth environment and several specific research fields in atmospheric-hydrospheric processes. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN)) | | 宇宙地球環境と大気水圏環境に関わる最新の知見を学ぶことによって、人類がどのように気候変動に適応していくべきかを考えることができるようになる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | Based on the state-of-the-art knowledge on the Space-Sun-Earth environment system as well as the atmospheric-hydrospheric processes, students can discuss on social adaptations to current climate change. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 宇宙地球環境に関わる諸分野を専門としている教員6名が担当し、オムニバス形式で進める。氷期・間氷期サイクルを含む地球気候の変動要因と太陽-地球-生命圏相互作用系(SELIS)を学んだ後、惑星間空間における太陽から地球へのエネルギー流入過程、宇宙線生成核種を用いた過去の太陽活動の復元、人間活動による大気環境の変動について学習する。地球表層(海洋・陸域)における水循環と炭素循環の基礎を習得した後、地球温暖化に代表される気候変動に対する社会の適応に関わる研究事例に触れ、樹木年輪を用いた古気候復元の手法、古気候データから読み取る日本の歴史についての論考を学ぶ。まとめでは、宇宙的視野を見据えつつ、人類が今後どのように気候変動に適応していくべきかについて議論する。
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履修条件 Course Prerequisites | | この科目は日本語で提供される。したがって、受講生は日本語の読解能力があり、日本語で会話ができること。また、高等学校で学ぶ物理学と化学の基礎知識があること。 |
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関連する科目 Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業中の受講態度(14点)、6回の小レポート(60点)、期末レポート(26点)の内容をもとに、総合的に行う。60点以上で合格とする。なお、受講態度の評価項目は、出席回数、講師が投げかける質問に対する応答内容の正確さ、講師への積極的な質問とその内容、である。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 渡邊誠一郎・檜山哲哉・安成哲三 編(2008):『新しい地球学-太陽̶地球̶生命圏相互作用系の変動学-』.名古屋大学出版会,341pp. |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各講師の1回目の講義終了時に、TACT上で小レポート課題を提示する。各講師の2回目の講義前までに、TACT上にレポートを提出すること。(小レポートは、6回提出することになる。) |
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注意事項 Notice for Students | | 本講義は日本語で行うが、英語の質問に対応可能である。学期途中で履修の取りやめを希望する場合は、代表教員の許可を必要とする。履修取り下げを認めた場合、成績評価は『W(欠席)』となる。それ以外はFとする。 |
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他学科聴講の可否 Propriety of Other department student's attendance | | |
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他学科聴講の条件 Conditions of Other department student's attendance | | |
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レベル Level | | |
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キーワード Keyword | | |
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履修の際のアドバイス Advice | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面・遠隔(同時双方向・オンデマンドの併用)。対面での講義が行えない場合には、Zoomを使用する。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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