学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
創・博前
時間割コード
Registration Code
3900104
科目区分
Course Category
基礎科目(必修)
Basic Subjects
科目名 【日本語】
Course Title
多分野融合実践演習
科目名 【英語】
Course Title
Basic Training for Crossover Research
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
PHA-CO-5003-J
担当教員 【日本語】
Instructor
兒玉 哲也 ○ 日比野 絵美 辻 徳治 大塚 北斗 辰川 英樹 安井 猛 島崎 嵩史 竹内 遼介 楳窪 成祥 田中 健二郎 山崎 直人
担当教員 【英語】
Instructor
KODAMA Tetsuya ○ HIBINO Emi TSUJI Tokuji OTSUKA Hokuto TATSUKAWA Hideki YASUI Takeshi SHIMASAKI Takafumi TAKEUCHI Ryosuke UMEKUBO Nariyoshi TANAKA Kenjiro YAMASAKI Naoto
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
多分野融合領域である創薬科学において高度な専門力を発揮するためには、融合学問を学ぶために必要な基礎能力を習得する必要があります。多分野融合実践演習では、有機化学系・生命科学系・構造科学系における基礎的知識および創薬科学の基礎力を基本的な事項を統一的な視野のもとに扱う演習を通して体得し、実行力が伴う実践的融合学力の基盤形成を目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire a fundamental understanding of organic chemistry, bioscience, structural biology, and the pharmaceutical sciences, with the goal of preparing them for experimental training.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
次世代創薬を推進するに足る研究遂行能力を獲得した人材に成長するため、本演習の到達点として次の事項を目標とします。
(1)融合研究における意思疎通と情報共有の重要性を理解することができる。
(2)融合研究における各専門性の重要性を理解し、専門分野間での役割分担と連携、そしてその橋渡しのすべてが重要であることを理解することができる。
(3)融合研究における成果解釈や情報発信の難しさを理解し、相互に理解しようとする努力をすることができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本演習は有機化学系・生命科学系・構造科学系の教員が支援する大学院生主体の実践演習であり、専門分野の異なる大学院生数人で構成された班として行動します。本演習は以下の内容で構成されています。
(1)有機化学の基本となる分子の立体・電子構造、官能基と反応性、反応機構について演習を実施する。
(2)生命システム解明の基礎となる遺伝子、タンパク質、細胞を対象とした遺伝学、生化学、情報科学の基礎について演習を実施する。
(3)創薬標的分子となるタンパク質の機能推定や分子相互作用を理解するための分子構造情報(NMR・X線回折・電子顕微鏡など)の基礎と利用法について演習を実施する。
(4)実践実習に関連した上記の(1)から(3)の演習の内容を、限られた時間の中で発表形式の資料として取りまとめ、発表し、議論し、他の班の発表についてもまた討論する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
全員が必ず履修します。
他研究科聴講不可
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)平常点40%、レポートおよび討論60%で評価します。
(評価の基準)合計60点以上を合格とします。課題未実施者は欠席とします。
教科書・テキスト
Textbook
教科書を指定しないが、必要に応じて参考資料を配布する。
参考書
Reference Book
周東智(2011)『有機医薬分子論—化学構造、薬理活性そして創薬へ—』京都廣川書店
または、周東智(2023)『有機医薬分子論 2.0 —薬理活性を理解する化学,創薬と臨床の礎として—』京都廣川書店
Bruce Albertら(2016)『Essential細胞生物学 原著第4版』南江堂
ヴォート(2012)『生化学(上)』 III. 酵素の作用機構 東京化学同人
田中千賀子ら(2017)『NEW薬理学 改訂第7版』南江堂
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
原則として本演習は演習時間内で実施できる内容で構成されていますが、必要に応じて事前準備を指示することがあります。その場合には、TACTや掲示板などを通じて受講者全員に連絡します。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対⾯・遠隔など)、使⽤ツール、遠隔授業(オンデマンド型)の場合の対⾯授業に相当する教育効果を確保するための措置(教員への質問⽅法、学⽣同⼠の意⾒交換の⽅法)は、 創薬HPをご覧ください。※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイト又は創薬HPで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
教員への質問はTACT機能「メッセージ」により行うことを原則とするが、教員から別途指示をした場合 にはそれに従うこと。