授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本授業は、2年次までに学習した民法、民事訴訟法及び要件事実に関する理解を深化させ、複雑な民事紛争を解決するための力を醸成することを目的とするものである。比較的高度で複雑な内容を含む事例問題を題材として、具体的な事実関係を踏まえた適切な法律構成と、事案に沿った紛争解決方法を検討し、併せて関連する民事訴訟手続についての理解を深めることを目指す。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業の到達目標は、以下の5点である。
(1) 社会の中で生起する問題に対する高度な分析能力を身につける。
(2) 民法知識を自在に使いこなし、問題に適合的な法律構成をする応用能力を身につける。
(3) 問題に関連する複数の制度を重層的・段階的に法律構成する戦略的能力を身につける。
(4) 民法解釈に対する幅広く柔軟な視点を身につける。
(5) 関連する民事手続法についての理解を深化させる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 以下のテーマを題材とする設例を用いた対話型授業を行う。
04/09 第01回 所有権移転登記をめぐる諸問題(1)
04/16 第02回 所有権移転登記をめぐる諸問題(2)
04/23 第03回 代理をめぐる諸問題(1)
04/30 第04回 代理をめぐる諸問題(2)
05/07 第05回 取得時効をめぐる諸問題(1)
05/14 第06回 取得時効をめぐる諸問題(2)
05/21 第07回 債権者代位訴訟をめぐる諸問題(1)
05/28 第08回 債権者代位訴訟をめぐる諸問題(2)
10/08 第09回 詐害行為取消訴訟をめぐる諸問題(1)
10/15 第10回 詐害行為取消訴訟をめぐる諸問題(2)
10/22 第11回 契約不適合責任をめぐる諸問題(1)
10/29 第12回 契約不適合責任をめぐる諸問題(2)
11/05 第13回 不法行為に基づく損害賠償請求訴訟等に関する諸問題(1)
11/12 第14回 不法行為に基づく損害賠償請求訴訟等に関する諸問題(2)
11/19 第15回 期末試験レビュー(前年度の期末試験の事例を題材とした討議)
第16回 期末試験・講評
【期末試験】
事例問題による記述試験を行い、本講義における到達度を総合的に確認する。
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 民法演習Ⅰ、民法演習Ⅱ、民事実務基礎Ⅰを履修している必要がある。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | *方法
(1) 全7題のうち2回以上、課題設例についての検討レポートの提出を義務づける。
(2) 事例問題を中心とした学期末試験を行う。
*評価基準(100点)
(1) 課題レポート(20点)
(2) 学期末試験(80点)
以上の総合点により評価し、60点以上を合格とする。
なお、成績評価(合否判定及び成績の区分)は、名古屋大学法科大学院が教育課程方針に基づいて策定した評価基準に従って行う。
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 奇数回の授業に先立って出題される事例問題を検討した上で講義を受講する。
また、少なくともうち2回については課題レポートを作成し、授業前に提出する。
事例問題の出題及び課題レポートの提出は、TKCシステムを通じて行う。
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注意事項 Notice for Students | | 担当教員及び弁護士(非常勤講師)が、提出された課題レポートに対する指導を行う。本年度の指導担当弁護士は、日比野穂高、稲垣遼、伊藤正晴、寺島隆宏の各先生を予定している。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 教室での対面授業
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TKCシステムで案内する。
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 遠隔授業の実施方法は、その必要が生じたときにTKCシステムで案内する。 |
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