授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 法科大学院の労働法は、「労働法Ⅰ」、「労働法Ⅱ」、「労働法演習」に分かれている。「労働法Ⅰ」では、労働法を体系的に理解するためのレクチャーを行い、判例の読み方や条文解釈の基礎知識を身につける。受講生には、課題に対する回答のほか、適宜の双方向対話を行うことから、主体的な参加を求める。もって優れた専門能力と広範な知識を身に着けることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course aims to improve students' understanding of labor and employment laws and knowledge on legal interpretation. Students are expected to come to class prepared, willing to learn, and participate. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | (1) 労働法の基本的な知識を身につけ、全体像を理解できるようになる。
(2) 労働問題の実態を捉え、解決のための法解釈を展開することができるようになる。
(3) 現行法や判例法理について、状況に応じて、批判的な法的思考ができるようになる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | Students will acquire knowledge on labor and employment law, and think critically about labor issues. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 労働法の課題と役割
2 労働法上の当事者1
3 労働法上の当事者2
4 労働契約の締結過程と成立
5 有期労働契約
6 労働契約の展開と権利・義務
7 労働契約と就業規則
8 労働契約の変更(1)
9 労働契約の変更(2)、小テスト(予定)
10 人事異動
11 休業、休職
12 懲戒
13 解雇1
14 解雇2
15 退職とその法律関係
16 期末試験・講評
*講義日は、TKC システムを参照のこと。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 期末試験60%、小テスト30%、課題の予習状況や授業中の質問への解答(平常点)10%とする。
期末試験は論述式の事例問題、小テストは選択式(マークシート)にて行う。
成績評価(合否判定及び成績の区分)は、名古屋大学法科大学院が教育課程方針に基づいて策定した評価基準に従って行う。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 野田進ほか編『判例労働法入門 第8版』(有斐閣、2023) |
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参考書 Reference Book | | *既に労働法を学んだことがある受講生は、これまで使っていた教科書や参考書等も活用してください。初回に、どの教科書を使っていたかを確認するので、可能であれば一度持参してください。現在も改訂されている体系書や教科書であれば、各学説に依拠した質疑応答に対応できます。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 教科書の復習は毎回行うこと。課題が出された場合、当該課題の予習を行い、授業中に回答できるよう準備すること。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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