授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 倒産法の仕組みについて事例を通じて理解することを目的とする。倒産法とは、破産法と民事再生法を含めた名称であるが、破産法は包括執行と呼ばれる清算手続であるのに対して民事再生法は文字どおり再建手続である。清算と再建、方向性は真逆であるが、いずれも経済的に困窮した人又は法人とその利害関係人を救済する手続であって共通性があるので違いを認識しつつ倒産法に関する原理原則を学ぶこととする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 事例を通じて倒産手続の流れをイメージし、演習を通じて倒産法の原則及び概念を理解して口頭及び文書で説明できることを目標とする。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 法の支配と倒産現象
2 破産手続の流れ
3 民事再生手続の流れ
4~8 課題研究(予め課題を指定し、その課題について担当者に発表してもらい皆で議論します)
9~13
事例研究(大倉商事、オーム真理教、山一証券、そごう、エアドゥ、JAL等)
14、15 判例研究(指定された判例について担当者に発表してもらい皆で議論します)
16 学期末試験・講評
※講義日は、TKCシステムを参照のこと |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 担保物権、債権法及び倒産法(破産法・民事再生法)の基礎知識を有していること |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 期末試験50%、平常点50%(発言・質問、課題への取組、報告内容など授業参加度と理解の正確さで評価する。)
成績評価(合否判定及び成績の区分)は、名古屋大学法科大学院が教育課程方針に基づいて策定した評価基準に従って行う。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | (理論編)
伊藤眞「破産法・民事再生法(第5版)」有斐閣
中島弘雅・佐藤鉄男「現代倒産手続法」有斐閣アルマ
藤田広美「破産・再生」弘文堂
(手続編)
永谷・谷口ほか「破産・民事再生の実務(第4版)」金融財政事情研究会
破産編、民事再生・個人再生編
高中・安藤ほか「破産再生のチェックポイント」弘文堂 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 課題研究及び判例研究については担当者にレポートを作成してもらい、そのレポートに基づき演習で発表してもらいます。そして、担当者以外の方から質疑応答をしてもらい全員の理解を深めてゆきたいと考えています。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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