学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・専学
時間割コード
Registration Code
9365000
科目区分
Course Category
展開・先端科目
Advanced/Applied Courses
科目名 【日本語】
Course Title
現代行政学理論研究Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
担当教員 【日本語】
Instructor
荒見 玲子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ARAMI Reiko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 2時限
Spring Wed 2
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
政治学・行政学・政策学・地方自治・政治科学方法論の分野を中心とした比較的新しい文献ないし重要文献を中心に講読し、これらの分野に関わる近年の研究動向を把握することと、課程博士論文の水準を把握することを目的とする
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this graduate seminar is to read relatively new or important literature mainly in the fields of political science, administrative science, policy science, local autonomy, and political science methodology, and to grasp recent research trends relating to these fields, at the level of doctoral dissertation analysis.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・この分野の研究を行う上での必須文献を読み、理論的な流れを把握する。
・自分の専門分野に直接関係ない文献も読みこなし、批判的に検討し、適切な論点を提起することができるようになる。
・文献を適切に要約し、かみ合った議論ができるようになる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goals are as follows:
(1)to be able to read the essential literature for research in this field and understand the theoretical flow.
(2) to be able to read and critically examine literature that is not directly related to one's field of specialization, and to be able to raise appropriate issues.
(3)to be able to summarize the literature appropriately and to be able to make coherent arguments.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
原則は、下記の文献リストにあるような海外で比較的評価の高い洋書を1回30-50頁、日本語であれば1冊のペースで読んでいく。

受講者のやる気によっては、AJPS,APSR,JPART,Governance,JSPなどEarly Viewに掲載された論文を参加者で討論・検討を行う、統計的因果推論やRやStataの演習、エスノグラフィやインタビュー調査の演習などをしても良い。適宜希望に合わせて調整する。

参加者全員が事前に文献を読んでくることを前提に担当者にはレジュメの作成、またその他の参加者全員に当日朝までの論点メモの事前提出を求める。

受講生の希望が一致すれば、Rによる基本的な統計、テキスト分析、GIS分析、質的調査にかかわる論文群なども購読・実習する。

また、研究報告の回を設けるなど臨機応変に対応する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
通年で履修すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
平常点による。授業での報告と討論への貢献、その他ゼミ活動への貢献を点数化して総合的に評価する(100%)。59点以下はFとする。
成績評価(合否判定及び成績の区分)は、名古屋大学法科大学院が教育課程方針に基づいて策定した評価基準に従って行う。
教科書・テキスト
Textbook
適宜指示する。
参考書
Reference Book
受講者の研究関心を考慮して講読する文献を決めます。
取り扱う文献のマスターコピーは当方で用意します。各自で入手しても構いません。

新規文献リストは2024年4月の政治科研でアナウンスします。他研究科の履修希望者は2024年4月5日~16日の間に担当教員にメールで問い合わせてください。

●2022年度の講読文献(2023年度は開講せず)

嶋田博子 2020 『政治主導下の官僚の中立性 言説の変遷と役割担保の条件』慈学社
Daniel C. Mattingly.2019. The Art of Political Control in China (Cambridge Studies in Comparative Politics), Cambridge University Press.
Simmons, Erica and Smith, Nicholas.2021(eds.) Rethinking Comparison: Innovative Methods for Qualitative Political Inquiry, Cambridge University Press.
Rafalow, Matthew H.2020. Digital Divisions: How Schools Create Inequality in the Tech Era, ‎ Univ of Chicago Pr; Illustrated版
Sunstein, Cass R. 2021. Adverting Catastrophe: Decision Theory for Covid-19, Climate Change, and Potential Disasters of All Kinds, New York University Press.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
担当文献の報告準備、毎回のコメントペーパーの提出
注意事項
Notice for Students
・初回の授業は現時点では、前期は4月17日(水)、後期は未定ですが、他のゼミ等との重複などがある場合は、参加者で話し合って時間割を変える予定です。そのため、受講希望の人は開講1週間前の24時までに担当教員まで必ずメール連絡をしてください。
・本演習は通年で履修してください。
・2024年度は教員の事情で後期については変速日程での開講になる可能性が高いです。前期の初回の授業で説明するので必ず出席してください。
・毎回の開講前までに連絡なく欠席・遅刻があった場合は評価対象としません。
・報告の分担や文献決めるため、初回の授業には必ず出席してください。
・参加するか否かの決断は、初回の授業時間中に行ってください。
・参加を決定し分担を決めてから、中途で脱落することは、他の参加者に迷惑を及ぼすため、やむを得ない場合を除いては慎むようにお願いします。
・自分で読みたい文献を探してきて皆に提供することも可能です。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはTACTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions