時間割コード
Registration Code
0011427
科目区分
Course Category
基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】
Course Title
基礎セミナー
科目名 【英語】
Course Title
First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ(基礎セミナーのみ)
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
実際の裁判例を手がかりに世の中の出来事を法的に分析・検討する方法を学ぶ
担当教員 【日本語】
Instructor
齊藤 彰子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SAITO Akiko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 月曜日 4時限
I Mon 4


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
少人数のセミナーの形式で,大学で学び研究するための最も基本的なスキル(コモン・ベーシック)としての読み(文献調査,考察,検討),書き(まとめ,報告書作成),話す(討論,発表)を中心とした多面的な知的トレーニングを行います。さらに「知の探究のプロセス」と「学問の面白さ」を学び,自立的学習能力を身につけることを目的としています。教員の研究分野に応じて多様なテーマが用意されています。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is conducted in the form of a seminar with small groups. We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university. Through this, our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability. A wide variety of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
 本授業は、絶対的な正解の存在しない問題について自ら調べ、報告し、討論することによって、自ら問題を発見し、それについて資料を収集、熟読して考える姿勢を身につけるとともに、自分の考えを他人に正確に伝える能力を養うことを目指します。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
 This course is conducted in the form of a seminar with small groups.We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university.Through this,our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability.A wide various of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の内容や構成
Course Content or Plan
 下記〔教科書〕欄記載のテキストの中から、刑事事件に関する事例を取り上ます。同書では、「一般の人の常識や道徳観念からすると『ちょとおかしいのでは』と思われる判決」(同書「はじめに」より)が紹介されており、そこに含まれる刑事法上の問題点について調べたり、考えたりすることによって、世の中の出来事を、感覚的に判断・評価するのではなく、実際の社会を規律している法制度と結びつけて、客観的、論理的に分析・検討・評価する方法を学びます。
 授業の構成は以下の通り。
【第1回】ガイダンス(授業の進め方、報告準備の方法、成績評価等について説明) 
     自己紹介
【第2回】取り上げるべき事例および報告担当者を決定(3人一組で報告班を作ります)
     第1回目の報告につき、報告班ごとに分かれて、打ち合わせ
【第3回】第2回目の報告につき、報告班ごとに分かれて、打ち合わせ
【第4回】および【第5回】
     教養教育院から提供されるモジュール授業を利用して、1年生の段階で身につけておくべきアカデミックスキルや文献検索の方法などについて学ぶ予定です。
【第6回】~【第10回】
      各回、2つの事例を取り上げます。
      報告担当者に報告してもらったうえで、テキストないしは報告の内容、あるいは、報告準備をするうえで生じた疑問点などについて全員で考え、討論します。
      報告担当でない受講者も、最低限テキストの該当箇所を一読し、自分なりの考え、疑問点を持って授業に臨んでください。
【第11回】~【第15回】
      最近の新聞報道などから気になった刑事事件や、刑事法に関する話題(法改正や制度改正など)を選び、ディベートを行います。
 ※ 【第6回】以降における、事例を取り上げる授業回数とディベートを行う授業回数は、授業の進行具合によって、変更される可能性があります。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件はありません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
 報告内容および議論における発言を考慮し、専門知識の有無や正確性ではなく、報告の準備過程を含め、セミナーに積極的に取り組む姿勢が示されたかどうかで評価します。
 報告担当回に正当な理由なく欠席した場合は原則として単位は認められません(成績判定は『F』となります)。やむを得ない事情がある場合には、事前に連絡してください。
 5回以上欠席した場合も原則として単位は認められません(成績判定は『F』となります)。
 学期途中で履修取り下げを希望する場合は、担当教員の許可を必要とします。
教科書
Textbook
間川清『裁判官・非常識な判決48選』幻冬舎、2016
ISBN:9784344984158
参考書
Reference Book
 必要に応じて授業中に指示することもありますが、原則として、各自で、担当テーマに関連する文献、資料を検索してもらいます。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
 報告担当でなくても、毎回、扱う事例について予習し、疑問点や自らの考えを発言できるよう準備してください。
 授業時間中に議論し尽くせなかった疑問点等が残った場合には、必要に応じて、読むべき文献等を指示します。
注意事項
Notice for Students
 上記〔授業の内容や構成〕欄記載の【第6回】以降の授業では、報告担当者にレジュメを作成・配布してもらいますが、紙媒体での配布ではなく、Microsoft Teamsを用いて、文書データを共有する形を取りますので、Microsoft Teamsが利用可能な機器を準備し、授業に持参してください。文書データを共有(閲覧、アップロードないしはダウンロード)するためには、東海国立大学機構アカウントを使用してTeamsにサインインし、チーム【基礎セミナー2025(齊藤彰子)】に参加する必要があります。チームへの参加に必要なコードや、チームへの参加方法については、TACTでお知らせします。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。