時間割コード
Registration Code		0012405
科目区分
Course Category		基礎セミナー
First Year Seminar
科目名　【日本語】
Course Title		基礎セミナー
科目名　【英語】
Course Title		First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ（基礎セミナーのみ）
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
持続可能な社会のための科学・技術について考える
担当教員　【日本語】
Instructor		君塚 肇 ○
担当教員　【英語】
Instructor		KIMIZUKA Hajime ○
単位数
Credits		2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period		Ⅰ 火曜日 ４時限
I Tue 4


授業の目的　【日本語】
Goals of the Course [JPN]
少人数のセミナーの形式で，大学で学び研究するための最も基本的なスキル（コモン・ベーシック）としての読み（文献調査，考察，検討），書き（まとめ，報告書作成），話す（討論，発表）を中心とした多面的な知的トレーニングを行います。さらに「知の探究のプロセス」と「学問の面白さ」を学び，自立的学習能力を身につけることを目的としています。教員の研究分野に応じて多様なテーマが用意されています。
授業の目的　【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is conducted in the form of a seminar with small groups. We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university. Through this, our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability. A wide variety of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の達成目標　【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
本セミナーは，設定課題に対する調査，議論，報告を通じて，情報収集，問題発見，レポートの作成やプレゼンテーションの仕方といった研究活動に必要な基礎能力を養うことを目標とする。
授業の達成目標　【英語】
Objectives of the Course [ENG]
By attending the seminar, students will be able to improve their basic skills in information gathering, problem identification, writing and presentation.
授業の内容や構成
Course Content or Plan
　この一世紀，科学技術の目覚しい進歩によって，世界は未曾有の変化をとげた。物理，化学，生命科学等の発展と技術の飛躍的進歩によって，現代の多くの人々は，豊かで便利な生活と長寿を獲得し，恩恵を受けている。一方で，人々の経済活動が急激に拡大するに伴い，現在世界は地球環境劣化，人口増加などといった重大な課題に直面している。この中には資源，エネルギー，環境，水・食糧等に関する諸問題が含まれ，どれ一つとってみても複雑な要因が絡み合い，その解決には既成の枠を超えた長期的な取り組みが求められる。
　本セミナーでは，2015年国連サミットで採択された「持続可能な開発目標（SDGs）」を題材に，現代社会における世界共通の課題を解決し，持続可能な社会を実現するために科学技術が果たすべき役割について考える。各人が関心を持った課題に関する現状・原因を個人およびグループワークを通じて調査し，その解決の糸口となる方策およびイノベーションのあり方について議論，報告する。

第1回　ガイダンス，自己紹介，アカデミック・スキルズに関して
第2回　課題の振り返り，SDGsに関する概要(1)
第3回　課題の振り返り，SDGsに関する概要(2)
第4回　第1回目のテーマ設定
第5回　資料・図書の選び方，読み方，プレゼンテーションの概要
第6回　第1回目の発表と討論(1)
第7回　第1回目の発表と討論(2)
第8回　第1回目の発表と討論(3)
第9回　情報のまとめ方（アイデア抽出），第2回目の発表（グループワーク）の準備
第10回　第2回目の発表（グループワーク）と討論
第11回　プレゼンテーションの方法，第3回目の発表準備
第12回　第3回目の発表の準備（構想，調査，資料作成）
第13回　第3回目の発表と討論(1)
第14回　第3回目の発表と討論(2)
第15回　第3回目の発表と討論(3)，全体の総括，アンケート記入
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的参画（30%）および発表・レポート（70%）に基づき評価する。学期途中で履修の意思がなくなった場合、履修取り下げを申し出る必要がある。
教科書
Textbook
必要に応じて授業で示す。
参考書
Reference Book
必要に応じて授業で示す。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の授業前に，教科書の関係個所およびTACT上の資料を読んでおくこと。事後学習として課題が課された場合は期日までに取り組み，小レポートとして提出すること。
注意事項
Notice for Students
講義時間外での，インターネット等による情報収集やパワーポイントを用いた資料作成の環境が必要である。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
実務経験のある教員等による授業科目（大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの）
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3）対面授業科目（一部遠隔：同時双方向・オンデマンドの併用）
対面授業の場合の講義室は、時間割B表（名大ポータル>教養教育院ページ掲載）を確認すること。